先日から、TOEICの単語対策のお話を続けています。
前回は、金フレで単語の英→和をパッパッパ・・と進めるのに、飽きてきちゃったときは・・
いったん止まってしまったらお尻が重くなってしまうので、ちょっと目先を変えて、公式問題集のリスニングのスクリプトで知らない単語をチェックして、それを金フレindexに載ってるかやってみる、というところまででした。
今回は
単語対策 飽き 回避 寄り道その2
金フレ(朝日新聞出版)音声ならアプリabceedが便利!と言う話
本来は、ここに、
本を見ながら単語を覚えていくのに飽きてきたときの逃げ道その2として
「金フレの本に載ってるアドレスからダウンロードできる音声を活用しましょう。」
というお話を書くはず・・でしたんですが。
今すごいことになってますね!!
なにがって・・アプリが!ですよ。
私が金フレを使っていた時は、音声ダウンロードができる程度だったんです。
それだってかなり使い込んだんですよ。
でも、いまやアプリです。
で、やってみたら、もう・・便利ったらないの。
まず、当然音声が聞けます。
見出し語 anyway
例文の和訳 とにかくやってみよう
例文(英語) let’s try anyway
の順で流れます。
いいな、と思うのが、まず最初が「見出し語」である、ということです。
anyway という音を聞いたときに、瞬時で「わかる」と思えるかどうかをチェックできるわけです。
これだって、最初からは無理ですよね。
ご安心ください。
タダの音声ファイルと違って、アプリなら速度の調節ワンタップでできます。すごーーい!!
(その昔は、自分でパソコン駆使して、遅いバージョン・早いバージョンつくったものだよ・・・しみじみ)
0.5(通常の半分のスピード)から2.0(通常の2倍のスピード)まで段階的に選べます。
TOEICをいよいよ受験する、と言う前には、通常の1.2倍速くらいで慣れておくと本番のリスニングパートで流れる音声の速さに圧倒されずに済む、というメリットはありますが、
そもそも知らない単語がいっぱい・・・(^_^;)という最初の段階では、スピードを通常レベルより落としておくのもいいと思います。
通常レベルより遅くしておく、ということは英語もゆっくり聞こえますが、
「anyway 」
と聞こえてきた後に
「とにかくやってみよう 」
が聞こえてくるまでのほんの一瞬の無音の間も、ゆっくりになるわけです。
「とにかくやってみよう」が聞こえる前の一瞬の間に「anywayは『とにかく』だったな」と思い出せればOK
その後に続く”Let’s try anyway ” は、ふむふむ、と耳ならしのつもりで聞いておればいいのです。
この、音を使って耳だけの学習は、飽きてきた寄り道のとき以外でも、本当は毎日でも取り入れていただきたいものではありますが(なんせTOEICはリスニングが半分もあるのです)。
特に金フレの本を開く気にもなれない、と言う日には、とにかく耳からだけでも入れておく、
これくらいならそんなにエネルギー使わなくてもできると思います。
目と違って、耳はそんなに一生懸命力を入れなくても自動的に聞こえてきてしまいますからね。
(と言っても、実は聞き流すだけでは効果は半減・・なのではありますが、この話はまた後日)
リスニング準備と、英語の音の周波数に慣れる、という意味でも耳から学習は可能な限りたくさんやってほしいし、
疲れていて本なんか開いてられないよーー、○○えもん、たすけてーーー!と言いたくなったら
チャラララッチャラーー
とアプリを開いて、ゆっくり再生に設定した音声だけでも聞いちゃってください。
特に、あーー今日は机になんて向かってらんないよ、って時に、ちょっと気分転換にお散歩・・そのお散歩中に音声を聞くのはかなりおすすめです。これが何故なのか、ということは、またリスニングパートの伸ばし方の時に詳しく書きますね。
金フレのアプリ、音声データ等ダウンロードは、こちらの朝日出版さまサイトから可能です
TOEIC語彙強化 abceedアプリ学習は有料でした。mikanは無料
音声を聞いていてもまったく聞こえてこないというか・・
いや、実際に音としては聞こえてても脳に届かない・・・という日だって、もちろんあります。
集中力がないんだな
だからダメなんだな・・
とか思うと辛くなっちゃいます。
だから、
そんな日だってあるさ、にんげんだもの
そんな日だってあるさ、おとなだもの(みつを)
と思って、
そんな日でもできることに目を向けてみる、のが大人のたしなみ(笑)
ということで
スマホでちょっとゲーム感覚で単語が覚えられる、なんてのもいいですよね♪
ちょっと前まで、英語教材の大手中の大手、アルクさんよりゲームで遊びながら覚えられるとっても優秀な「えいぽんたん」というアプリがあったのですが、それが今はなくなってしまいまして。
ここんとこなんか代わりになるアプリはないものか‥探すも納得できるものがなかったのでしたが。
これぞ「灯台下暗し」
知らない間に「アプリ学習」というのが実装(有料会員向けプラン)されていて、それが優秀。
この英単語アプリはどの形式が優秀か、と言うことを語りだすととても長くなるし個人の好みというのも関係してくるので詳しくは割愛しますが、
知ってる、知らない、をスワイプでわけていって、最後に本当に知ってるのねあなた?と4択クイズになっている、というタイプ。この形式、優秀なんですよ。
わりとスワイプで知ってる知らない、と分けるだけ、というアプリと、四択だけ、というアプリに分かれるんですが、2重構造になってるのはね、いいよね。
うーん、無料じゃないのが実に実に惜しい!!
前述のアプリ内音声は無料なんですが、タップしながらちゃちゃっと覚えていくタイプの奴は有料会員向けらしくて
スマホでスワイプでちゃっちゃっちゃ・・とやってみたい方には特におすすめですが・・
、、そこそこのお値段なさるのです💦
まずは、そもそもスマホアプリでの単語学習が自分に向いてるかどうかは無料で試したいですよね。
小さな画面を見続けるのにも難儀するお年頃ですし。
金フレとは関係ないですが、mikanというこれまた超有名英単語アプリがあります。
こちらは4択方式のみですが、無料版があるのでまずはこっちで試してみるのもおすすめです。
金フレには特化していないけど、TOEICの目標点設定ができるようになっています。
英単語を覚えるのに、○択方式には意味がない、と言う声もちらほらききます。
たしかに、英単語と日本語の単語は、単純に1対1対応ではありません。
文脈によっても違う意味になることもあるし
選択肢があればなんとなく答えられるけど、実践ではちゃんと思い出せない、という
あいまいな状態で「覚えた気になってしまう」というのはよくない、という意見です。
はい。ごもっともです、とも思うんです。
んが
「出会いの回数を稼ぐ」という手軽さと
「なんとなーくぼんやりしたイメージをつける」と言う意味で
英単語○択クイズは、お手軽でハードルが低いんです。
○択クイズでなんとなくぼんやりちょっとしたお知り合いになって、
あとで実際の文章の中で出会って、しっかりお馴染みさんになる、
ちょっとした補助輪として、とても有効だと思うわけです。
今回は、
本を開いて勉強する元気はないーーー( ノД`)シクシク…
と言う日は、耳だけ学習
またはスマホでちゃちゃっとお気楽にクイズ感覚で英語にふれる
そうやって、「英単語をやらない日」を作らない作戦、やってみませんか?
というお話でした。
とにかく、止まっちゃうと再スタートはズルズルと、お尻が重くなっちゃいますからね。
そして、今日は辛かったけど、でもちょっとだけでもなんかやった自分、
立ち止まらなかった自分、を認めてあげて、誇らしく思ってあげると
また調子がいい日に頑張ろう、という気持ちになれるのです。
こんな、ちょっと逃げの肯定感でも、積み上げていくうちに、
英語苦手意識の克服には着実につながります。
そして、まだまだまだまだ、TOEIC単語対策シリーズは次回にも続くのでした・・。
次回は、なかなか物覚えが悪くてすーぐ忘れちゃう大人だからこそ、の
記憶のメカニズムを利用した単語学習法です。
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