「Wednesday」のスペル、覚えにくいですよね。
中学生のころ、最初に覚えるのに苦労したスペルが「Wednesday」だった記憶、わたしもあります。
今回は、超基礎の単語なのにスペルになると自信がなくなる「Wednesday」の覚え方を
正統派の覚え方から、手っ取り早さ優先の覚え方、どうしても覚えられない人向けの語呂合わせ技までご紹介。
これでもう「Wednesday」のスペルに迷わなくなりますよ。
「Wednesday」のスペルが覚えにくい理由
「Wednesday」語源は「オーディンの日」
「Wednesday」の語源は、古英語の「Wōdnesdæg」に由来し、ゲルマン神話の主神オーディン(Woden)の日を意味していたそうです。
これが時代とともに発音が変化していって、現代では「d」が黙字(発音しない文字)となったそう。
ということで、語源をさかのぼっても現在の「Wednesday」のスペルを覚える手掛かりはあまり得られなかったのですが
古い言葉の名残で、発音しない”d”が残っているということはわかりました。
「Wednesday」スペルと音が一致しないから
この「d」が発音されない字になっているところが、スペルが覚えられない原因の一つになっていそうですよね。だってこれのせいで音とスペルが違いすぎるんですから。
でも、スペルにはあるdを発音しない例は他にも時々見られるものなんです。
たとえばharness(ハーネス)とかbridge (ブリッジ)などなど、ありますよね。
ということで、
「d」は時々発音されないことがある。ここを手掛かりにしながら
まずは「Wednesday」の英語の勉強として王道なスペルの覚え方の解説から始めます。
王道を制して、徐々に手っ取り早さ優先や語呂合わせの技に進もうと思います。
「Wednesday」の発音記号
王道としては、まずは発音記号を調べてみましょう。
ケンブリッジ辞書で「Wednesday」の発音を見てみると
uk /ˈwenz.deɪ/
us /ˈwenz.deɪ/
となっています。
これと、スペルの比較をしていきます。
wenz.deɪ と wednesday
やっぱりだいぶ違って見えますね。
でもdの音は発音しないんでした。
なのでためしに「Wednesday」のスペルからdを抜いてみてみましょう。
「Wednesday」「We(d)nesday」→wenes.day
dを抜いた「Wednesday」と発音記号を比較します。
wenes.dayとwenz.deɪ
dを抜いただけで印象がかなり似てきましたね。
「ウェン」までは普通に読めます。esが「ズ」になっているのが一瞬心理的引っ掛かりはありますが
「does」のesも「ズ」の音になりますので、そこは乗り越えられそうです。
発音しない(d)を意識して覚える「Wednesday」(水曜日)のスペル
ということで、読まないdがWeの後ろに入ってるということ
そして、Z(ズの音)の部分はdoesと同じesであること
この2点を覚えておけば、「Wednesday」のスペルは覚えられそうです
発音を意識しながら、音としては消えたdの場所と、zの音がesであることを気を付けながら
何度も書いて覚える
これが正統派の覚え方です。
この先、正統派ではないけど、手っ取り早く覚える方法もご紹介していきます。
スペルのとおり音にして覚える「Wednesday」(水曜日)
ここまで真面目に正統派の覚え方の解説をしてきましたが
とはいえ「Wednesday」のスペルがトリッキーであることは、ググってこのページにたどりついてくれている方には身に染みていると思います。
そこで、ここからは英語学習としては邪道ではありますが
てっとりばやくスペルを覚えることを優先してみましょう。
まずはスペルで見たとおりに音を出すとするとどうなるでしょう?
「Wednes-day」を真ん中で区切ってみます
Wed-nes-day 「ウェド」「ネス」「デイ」と読めますよね。
だったら、字で読んで読める通りの音でスペルを覚えちゃいましょう。
「Wednes-day」の発音がwenz.deɪ(ウェンズデイ)であることはみーんなわかっているのでそこは気にせず
スペルを覚えることだけを優先します。
「Wednesday (ウェンズデイ)は、ウェドWed・ネスnes・デイdayと書く」
語呂合わせとイメージで覚える「Wednesday」(水曜日)のスペル
ウェド・ネス・デイという覚え方でだいたいスペルは覚えられると思うんですが
ウェド・ネスなんて意味のないものはどうしても暗記できない!というかたもいるかもですね。
そんな人には、さいごの手段。
歴史の年号を暗記するときと同じような語呂合わせはいかがでしょう?
「鳴くよ(794)うぐいす、平安京」みたいに、「なくよ」と言いながら794を書く感じで
スペルを覚えるというよりは、毎回語呂合わせを思い出しながら書くことになります。
まずは、「Wednesday」は水曜日ですよね。
カレンダーなどで省略して書く時は 「Wed.」です。
なので「水曜は結婚式!(ウェディング)」とだけ覚えてしまってください。
あとは「結婚式!ニコニコ笑顔で幸せに♪」と唱えながらスペルを書きます。
「結婚式」でウエディングのWedを書きます
「ニコニコ(nikoniko)」と言いながらnを書き
「笑顔(egao)」と言いながらのe
「幸せに(siawase)でsを書きます。
これで「Wednesday」のWed n e sまでかけました。
あとは-dayをつけるだけ
水曜日の英語のスペル「Wednesday」おぼえかたのまとめ
いかがだったでしょうか?
これまでの方法をまとめますね。
①(正統派)音を意識して何度も書いておぼえる
・Weの後ろに発音しないdがあること
・z(ズ)の音のところはesになっていること
この2点を意識しながら、正しい発音とともに何度も書いて覚える
②(手っ取り早くおぼえたい派)スペルのまま音にしたものをおぼえる
「Wednesday」をWed-nes-day と区切って、見たままを音にしてみる
「ウェド」「ネス」「デイ」
「Wednesday (ウェンズデイ)は、ウェドWed・ネスnes・デイdayと書く」と覚える
③(イメージと語呂でおぼえたい派)語呂を思い出しながらスペルを書く
「水曜は結婚式!」と覚えてしまう。
あとは「結婚式Wed!ニコニコn 笑顔eで 幸せsに♪(+day)」と唱えながらスペルを書く。
正統派の覚え方から、奥の手まで3パターン紹介してみました。
ご自分にあったおぼえかた、みつけてみてくださいね。
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