TOEICのリスニングのコツや勉強法をシリーズで発信しています
🔰TOEIC リスニング攻略への道
前回のパート3編は
*パート3の設問の特徴を知って、先読みを楽にしよう、
*先読みで、聞こえてくる率アップ!聞こえた音声のリテンションアップ!
*聞き取るべきところに集中して正解率アップ!というお話でした。
もう読んでいただけましたか?
まだの方は、まずパート3から読んでくださいね。
パート3と4のポイントは重複しているところがあります。
パート3編読まないで、パート4編だけ読んでも、それは具のないおにぎり
・・・とまでは言いませんが、パート3で言ったことはこっちでは割愛してしまうので、
パート3読んで戻ってきてください。
戻ってきましたね?
おかえりなさい。
今回は、パート4編です。
とうとうリスニング最後の山場ですよ。
そもそも、学生のころですら45分間もの間、先生の言うことを
一言も一瞬たりとも聞き漏らさないぞ!!と必死に聞いていた、
・・・という天才は、多分ブログでリスニングパートのコツとかググってないと思います。(笑)
それを思えば、われわれのように真面目ではあるけど普通の人には(笑)
45分間一瞬も気を抜くことが許されないリスニングパートって
それだけでかなーり過酷ですよね。
その過酷な45分間の最後の山場がこのパート4。
頑張って山頂を制しましょう!
そして、気分よくリーディングパートへ進むのです♪
でも、パート4って疲れきってるし長いし・・手も足も出ないイメージしかないニャ
パート3との違いもわからないよ
どちらも長いイメージのパート3と4ですが、違いもあるし、それによって設問もちょっと変わるんですよ
今回は、パート4編の前半です。
(書いてみたら超絶長くなったので分割しました💦)
- パート4の特徴を知ってパート3との違いをはっきりさせよう!
- パート4の特徴、あるある!をおさえたら勉強法が見えてくる!
というお話です。
よろしくお付き合いくださいね。
パート4 パート3との違いは「会話 と スピーチ」だった
パート3とパート4の違いは、talkするのか、speakするのか
パート3は、4と同じく長い音声のパートですが、少人数の「会話」でしたよね。
こんなイメージ ↑ 少人数でtalkします。
私たちは、そばでおこなわれている会話に聞き耳を立てている、という立場です。
それに対し、パート4は「一人が長々と何かを知らせている」スタイルです。
- 天気予報
- お知らせ
- 式典などのスピーチ
- 行程などの案内
- 市内のニュース
- 会議で一人が喋るシーン
- お店のPR
などなど、とにかく一人の人が長々と何かについて教えてくれます。
↑こんなイメージ 一人の人がspeech。
私たちは、話を聞いている側に参加します。
パート4の特徴と対策 パート3攻略と同じ点
- 天気予報
- お知らせ
- 式典などのスピーチ
- 行程などの案内
- 市内のニュース
- 会議で一人が喋るシーン
- お店のPR
【同じ点】パート3の記事でお話した以下の点はパート4でもまるっと同じ♪
- 先読みをすれば聞くべきところに集中できる
- 設問のパターンを把握しておけば先読みが楽になる
- 先読みをして聞きながら解けば、リテンションの低さをカバーできる
- グラフィック問題はディレクションの時間を使って先読みする
先読みはお得です♪
パート4の特徴と攻略法 パート3と違う点は、状況・設問・コツ
ここからはパート3と違う点、意識するべきポイント、おすすめの勉強法を解説していきますね。
【違う点】聞き手の有無・私たちの(イメージ上の)立場
★聞き手はいない、だから私たちが聞いてあげよう 状況把握
パート3では話す相手とその話を聞く相手が両方いましたが、
パート4では、聞く相手は出てきません。
出てきませんし、明言もされません。
でも、当然想定された聞き手はいるはず、なんです。
朝礼で校長先生がお話してたら聞いているのは児童・生徒だし
空港で飛行機の遅れのアナウンスなら、想定される聞き手はそのフライトに乗るはずだったお客さんですね。
そこを把握しながら聞くのが大切。
なぜなら
- 話し手がだれ、聞き手(ワタシ)が誰、をクリアにすることでその他の情報が聞きとりやすくなる
聞き手は明言されませんが、誰が誰にあてて話しているのか、がわかれば、その他の細部の要件などが想像しやすくなります。
さらに
- 「聞き手は誰ですか」の設問がある!!
「聞き手は誰ですか」と設問で問われることがありますよ。
だから、流れてくる音声を、自分に問いかけられてるものだ!と思って、
話している人は誰?と同時に、私は誰?をまず最初に把握するのが大事なんです。
【違う点】パート4にしか出ない設問と時短のコツ
今言ったように、
パート4には聞き手を答えなければならない設問があります
この想定される「聞き手は誰ですか?」という設問が、
*Who is the listener?
*Who most likely is the audience?
はい、簡単ですね。
「リスナー」「オーディエンス」の文字さえ楽に読めれば超簡単。
でも、前回のパート3の記事にも書いた
*For whom is this message most probably intended?
(このメッセージは誰あてと想定されますか)
で聞かれることがあります。
*For whom is this announcement being made?
もほぼ同じ意味。
読みにくいですねー。
でも、聞かれていることは同じ、「聞き手は誰」?
ホテルの部屋のリクエストの留守電を聞いてたら私はホテルで働いてる人だし
ビジネス戦略や従業員のモチベーションのあげ方、みたいなセミナーに出てるらしい・・ってなったら、ビジネスオーナーだろうし
ツアーガイドさんが本日の観光行程を話していたら、私は旅行者なのです。
For whomで始まったら「誰あて?」ですから、今話を聞いていた私は誰なのか、を答えます。
パー4では、For whomで始まる設問は、他のことをたずねているパターンはほぼないです。
ということは・・・
ちょっと読みにくい設問だからと言って、一生懸命意味をとる必要ナシです。
For whomで始まった後に、probablyとかmost likelyとかが長々とはさまって
なんだか長くて難しそうに見えますが、そこは気にしなくてOK
パート4ではFor whomをみかけたら、以降は流し読みでOK!
これだけで1秒は節約できます。
TOEICで1秒は貴重。
長い設問をじっくり読みすぎて、「設問読む時間が足りない!」という事態を極力回避しましょう。
パート4でFor whom、ではじまる設問は「聞き手は誰?」
なので、「私は誰なのか」を選択肢から探して教えてあげましょう♪
パート4には目的を答える設問がある!
また、メッセージの目的もパート4ではきかれますよ。
留守電には留守電を残す目的があるし
アナウンスにもアナウンスしなければならない目的があるし
ニュースだって伝えたいニュースがありますからね。
*What is the purpose・・・
*What is the topic・・・
これらの設問を見かけたら
「スケジュールの変更を知らせるため」とか(ありがち~~)
「新しいプロジェクトの発表」とか(あるある~~~)
「新しいメンバーの紹介」または「メンバーの離職のお知らせ」とか(転職は日常茶飯事)
「会社の合併のお知らせとか」(合併によりわが社は反映します)
「セールのお知らせ」とか(メンバーはディスカウントもらえます♪)
「工事のお知らせ」とか(迂回してね~)
「駐車スペースの変更のお知らせとか」(たまに乗り合いcarpoolを勧められる)
「エレベーターメンテナンスのお知らせとか」(安全第一 詳しくはエレベーターホールの張り紙見てねとかもある)
とかとか、メッセージが一番伝えたがっていることを選択肢から探します。
↑のように、パート4でよく出てくる
目的にもある程度パターンがあります。
パターンになれておけば、来た来た!!と思って正解を選べます♪
パターンに慣れるための勉強法は、この記事の下のほうにまとめていますよ。
【特徴と対策】
パターンと定型文に慣れて要点をキャッチ
能動的に効率よく聞いて要点をキャッチ
英語に慣れている人は、どこに力を入れて聞き取ればいいかがわかっている、
という話を、「リスニング 1回では意味が取れない編」でもしました。
1人が長く話すということは、ある程度流れが決まってることが多いんです。
話の流れのパターンと定型文がわかれば、聞きやすいうえに脳の休憩も可能
ラジオ英会話や一億人の英文法で有名な大西泰斗先生の勉強会に出たときにおっしゃってました。
大西先生「おかけになった電話番号は・・・」ハイ!(受講生をさす)
受講生①「現在使われておりません」
大西先生「番号をよくお確かめの上・・」ハイ!(別の受講生をさす)
受講生②「おかけなおしください」
大西先生「いま、いちいちなんていうか考えましたか?それと同じ、ネイティブは話すときにいちいち頭の中で英作文とかしてないんです」
・・とおっしゃっていたのがとても印象に残っています。
われわれが、「あ、山田さんに明日のスケジュール変更連絡しよう」と思って電話かけて
「もしもし、○○でございます。いつもおせわになっております。○○社の○○です。本日は山田様に明日の○○のスケジュール変更のお願いの件でお電話いたしました」と
頭の中は「山田さん・スケジュール変更・連絡」くらいしかないけど、
電話での文言って慣れですらすら出ちゃいますよね。
これと同じように、英語を話すひとだって、毎回毎回文章を頭で作っているのではなく、
ある種自動応答的に定型文の中に要点を入れ込んでいるだけ。
その定型文的要素が多く入ってくるのがパート4になります。
この場合、聞かなければならないのは「山田さん・スケジュール変更・連絡」ですよね。
「いつもお世話になっております」のところを一生懸命聞いている人はいないと思います。
英語に「いつもお世話になっております」というフレーズは多分ないのですが(笑)
でも、同じような感じで
ぜんぜん力を入れて聞かなくてもいい!というところはあるわけです。
留守電で、「業務時間は月曜から金曜日の9時から5時です」は
数字と曜日だけしっかり聞けばいいし
「御用の方は営業時間内におかけ直しください」とか
「御用の方は発信音の後にメッセージを・・」も
定型文なんだからそんなに頑張ってきかなくてもいいわけです。
逆に言えば
Our office hours are・・(営業時間は)とか
please call back during regular business hours.(営業時間内におかけ直しください)
などは、言い始めたとたんに、ラッキー♪はいはい・・何言ってるかわかってるよ、
と脳と耳が一瞬だけ休憩できる時間。
そうじゃないと、ずーーーっと頑張りっぱなし、ということになっちゃいます。
スタサプで有名な関先生も、TOEICのリスニングパート受けるときは、
「気を抜けるところでできるだけ気を抜く」とおっしゃてました。
たとえば、選択肢Aが正解と確信したら、
さっさとAをマークしてB~Dが流れている間は脳を休めるんだそうです。
パート2は一瞬たりとも気を抜けませんが
パート4の長さになってあの集中力を保ち続けるのは至難の業。
45分フルで全集中は不可能ですから、
出来るだけ集中力の緩急をつけられる状態にしておきたいですよね。
定型文がたくさん出てくるパート4では、
いかに定型文を「はいはい」と聞き流して、
要点だけにぐっと集中できる状態になっているか、がキー。
さっきメッセージの目的のパターンで、TOEICあるあるのものを並べてみましたが、
話の流れにもあるある、は存在します。
それは、TOEIC的あるあるもありますし、
TOEICじゃなくても「話はこう流れるよね普通」って流れでもあります。
ツアーガイドさんなら、
最後による場所を午前中に行く場所の説明の前に言うことはないわけで
「おはようございます。本日は〇〇ツアーにご参加いただきありがとうございます」
からはじまって
・自己紹介、運転手紹介、朝の行程→ランチについて→午後の行程→注意事項とかでしょうし
(注意事項が冒頭になることもあるかもしれませんね)
授賞式のお知らせなら、
場所や時間、軽食が出ますよ、誰々が来ますよ、
授賞式の後パーティーが続けてありますよ。招待状をお忘れなく、
みたいな流れで言うでしょう。
挨拶のような定型文のほかに、
どんな項目がどんな順に流れる、とか、
なんなら次に何が起こりそうかまである程度予想するクセをつけましょう。
そして、期待通りいうかな?違うことを言うかな?と、
前のめりに能動的になって聞くほうが断然聞こえてきやすいのです。
私なら、もしパート4でコピー機の話が出てきたら
「あ、紙が詰まってるか、故障で修理かどっちだろう」
と思いながら聞きますし、
次の流れとしては
「修理についてかな、当面の代替手段についてかな」とか思いながら聞きます。
というか・・
TOEICの世界ではコピー機はだいたいまともに動いてはいないのです(笑)
紙詰まりか、紙が切れてるか、修理に出されるか、
新しいやつを買うために見積もり取るものなのです。
TOEIC中にphotocopierが聞こえたり文字で見つけたときには
今回のコピー機の調子はどうなのかな、とちょっとワクワクするくらいです(笑)
同じように、飛行機が出てきたら・・天気悪いのかな、機材繰りかな、荷物の遅れかな
と思ってワクワクします(笑)
パート4対策の勉強法
対策①パート4の話に慣れる勉強法
ということで、パート4の話の流れにめっちゃ慣れておきたいわけですが、
それにはやはりパート4の文章をたくさん読んだほうがいい。
そう、「聞く」んじゃなく「読んで慣れたほうがいい」です。
またリスニングパートの勉強なのに読めって言ってるニャ
だってそのほうが聞き取るより簡単なんですもん
パート4の流れになれるには、聞くよりまず読むほうがおすすめです。
理由は・・・
音声を聞いてると、
あ、今のところ聞こえなかった・・とか、
あ、この単語が・・・とか、
聞こえる聞こえないに意識がとられ、
話の流れにぜーーーんぜん注目できないからです。
本当はパート4のスクリプトを英語で読むほうが勉強になりそうなんですが
「話の流れの傾向に慣れる」だけなら、
いろんな問題集のパート4のスクリプトの日本語訳をたくさん読む!ほうが断然早い!
ただ読むだけじゃなくて
「どんなパターンがあるのか見つけるぞ!」
「ふむふむ、このパターンがあるのね」と思いながら読みます。
これだったら楽々できますよね?
英文だと三つくらいスクリプト読んだら
ふーーーっとため息ついて一回休憩💦
そして・・うーん、続きはまた明日💦
とかなっちゃいますが(笑)
日本語で書かれたものを読むなら、
10個の文章全部一気読みするのは全然楽勝です。
10個と言わず、別の問題集のやつもぶっ続けで読めちゃいます。
そうしているうちに、
あーー、今まで聞き取れなかったけど、
こんな話が語られてたのか、とわかりますし
たくさん読んでいるうちに
「あれ?似たような話別のところでもあったな」と気づけるのです。
そうこうしているうちに、ふむふむ、またこのパターンね、と慣れてくることができます。
対策②能動的に聞いて要点をつかむ勉強法
定型文を把握して、重点的に要点だけ聞き取るには、
能動的に聞く!姿勢が大切。
能動的に聞く、とは「聞こえてきたものを聞き取る」のではなく
「前のめりに聞きに行く!」という姿勢です。
パート4には、電話・スピーチ・アナウンスなど色んなパターンがありますが
電話の場合
話し手が一人しかいない、という設定上
・相手がかけてきていたら、こちらは「留守電です」
・こちらがかけたら、相手は「自動応答メッセージ」です。
あたり前のことのようですが、
TOEICのリスニングでは、その大前提があかされていないので
自分でつかみ取りにいかなければなりません。
ここに手間取ると、内容を聞き取るのが難しくなっちゃいますよね。
口調や雰囲気でも何となくわかりますが、
相手がかけてきたのか、、こちらがかけたのかも、
実は定型文に慣れていれば瞬時に判断可能。
*You have reached 〇〇 Studios.(クリニック、とかもあり)
のように、ちょっと堅めの出だしで、会社名などがあれば
自分が電話したけど残念ながら相手が自動応答。
Hi this is 〇〇 calling..
のように、通常の電話風に始まれば、
相手がかけてきた、自分ちの留守電メッセージを聞いている。
あ、電話だ、と思ったら、
すばやく、自分ちの留守電なのか、どっかの会社の自動応答なのかを判断して、
自分の立場を明確にして能動的に聞きます。
留守電の場合の能動的聞き方
留守電って、
相手は私たちに何かを伝えたくて電話をかけてきていて、その用件を言っていますよね。
なので聞き取るべきは、日本語での日常の留守電を聞くときと同じく
- 相手は誰か(職業を問われる場合あり)
- 用件は何か(当然ですね)
ですね。そして、先ほどから何度も言っている
- 私は誰なのか?
もきかれます。
TOEICのリスニングパートを、能動的に、その場の状況をイメージして、
自分がその場に居よう!と思って聞いていると・・・・
え?わたしってエミリーって呼ばれとる・・・どうやら来週友達のジェシー(口調から判断)とお出かけする約束してたらしい
なんてことがあります。
自分に置き換えてイメージしてみてください。
あなたはエミリー、来週お友達のジェシーとなんか約束してた。
その友達から留守電入ってる。
「ねぇ、来週のあの件なんだけどさぁ」
TOEICじゃなくても、あなたの頭には・・なになに?用件はなんだろう?
- 何か変更点があったのかもしれないな
- 何か持ってくるものとかの依頼かな?
- 何か聞きたいことあるのかな、折り返しが必要かもね
なんてことが意識しなくても勝手にうかびますよね。
この勘をTOEIC時にも発揮するため
能動的、に、自分あてなんだ!と思いながら聞くのです。
漫然と聞こえてくる音を聞くより
この人は自分に何を伝えようとしているのかな????
と思いながら聞いたほうが、
「次にいうことはこのことかな?」と頭が先回りをしてくれるので、
相手の言うことがだんぜん脳に入ってきやすいのです。
日常でありますよね?
自分の話しかけられている、とわかっていれば聞こえるけど
自分に話していると思っていなければ、
聞いてるつもりでも実はしっかり聞き取ってなかった、ということ。
「え?なに?あ・・私に話してると思ってなかった。聞いてたけどちゃんとは聞いてなかった、なに?もう一回言って」
とかって、ありますよね。
そーゆーことなんです。
人は、「自分に話しかけられてる」と思ったほうが耳によく入るんです。
当日はもちろん、普段からの練習でも、これを心掛けていれば、リスニング力はグン!とあがります。
自動応答メッセージの場合の能動的聞き方
あなたには台本は渡されてはいませんが、
あなたはどうやら、何か聞きたいことがあってどこかに電話をしたようです。
しかも、電話相手はいつも個人ではなくて会社等です(笑)
そして相手は何故か決まって不在。
あなたは自動応答メッセージを聞くことになります。
あらーー、自動応答か・・・多少がっかりしつつも、
この場合いくつか状況が想定されますよね。
自分がどこかに電話を掛けたと思って自動応答が流れ始めた状況を想像してみてください。
- 営業時間外→通常の営業時間が案内される(平日午前9時から午後5時まで木曜は休業日)
- 営業時間外→休業日に急用(トラブル)の人はこちらの番号へ、と案内される
- 営業時間外→急な休業で事情を説明される、次の業務開始日を知らされる
- 営業時間内→○○の場合は1へ、○○の場合は2へ、とプッシュボタン操作
多分こんなパターンだと思います。
今回はどのパターンかな、どんな指示が出るのかな、と
本当に相手に用がある気分になって、前のめりで聞いてみてください。
きっといままでより、大切なところをキャッチできるはず♪
ある程度の長さがあるゆえに、ある程度の流れが想像可能なのがパート4
電話のパターンばかり例に出しましたが、
電話なら、
相手がかけたのか、自分がかけてのか判断したら、
そのあとの流れはある程度想像可能
大事なところだけにフォーカスして聞く、がポイント。
そのほか、パート4では、
- 顧客パーティーのスピーチ(あなた方の日頃のご愛顧いにより、われわれは発展しました)
- 工場案内(工場ツアー、ランチのあとに社長があいさつに来ます)
- 歯医者さんの予約(来週の予約は先生が急な出張のため変更になりました)
- ラジオ広告(セールのお知らせ、オンラインでクーポンもらえます)
- ラジオの交通情報(ハイウエイは工事やイベントのため混雑が予想されます。迂回してね)
- ラジオの週末イベントのお知らせ(これも混雑について、または悪天候だと延期です)
- 地元に新しく期待できるベンチャー企業が出来たニュース(若い優秀な社長です)
- 地元企業の合併ニュース(合併により業績UP、町の経済は安泰)
- 会議の冒頭のあいさつ(この4半期の成績は好調でした)
- 会議の休憩前のラップアップ(休憩前にサマライズ、会議室の後ろにリフレッシュメント)
- 同僚からの業務連絡(カタログの印刷会社を変えようと思う、見積もり取ろうぜ)
- 取引相手からの連絡(来週の打ち合わせに代理を送ります、彼女は経験豊富で優秀です)
などなどなど・・たくさんありますが・・
ありますが!
一定パターンは決まっていて、
「え?こんなのあるの?びっくりなんだけど!」
みたいなのはないのです(笑)
だいたい、「はいはい、まぁ、いつもこんなやつよね」となります。
なったからと言って、全部わかるわけじゃないんですが💦
でも、「状況の設定が分かっていて聞く」のと
「状況設定すら見えないまま聞く」のとでは、
要点を聞き取れる確率はだいぶ変わりますよ。
ぜひぜひ、状況設定に慣れておいてください。
それには、繰り返しますがまずは日本語でスクリプトを出来るだけたくさん読む。
それから英語スクリプトを読んで、よく出てくる言い回し、定型表現に慣れましょう。
設問を読む時間が足りない!回避には、毎回出てくるフレーズをさらっと読めるようになること必須です。
・状況設定に慣れるー日本語スクリプトを読む
・定型表現に慣れるー英語スクリプトを読む
今日お話しした、TOEICの世界観を味わいたい人は、やはりヒロ前田先生の不思議音国のグプタ。
不思議なTOEICの国に迷い込んだ人のお話。
別にこれを読んでも点が上がるわけではないのですが(笑)
あるあるあるある、とくすっとできて、
TOEICが好きになっちゃうかも?な小説です。
この前、ネットで絶版記念朗読会がありました。
絶版、ということはいまの在庫限りです。
読んでみたい方は今のうち♪
Amazonマーケットプレイスとかならあるかも
次回は、設問①~③までの特徴と、グラフィック問題のコツなどをお届けします。
この記事が、ちょっとでもイイネ、と思った、なんかやる気が出た、なんかモチベーション上がったかも!誰かに教えてあげたい、と思ったら、Twitterなどでシェアしていただけると、とーっても喜びます
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