問題集は(周回)繰り返し! 実録:終わらない問題集を周回して完璧にする

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問題集、終わらせてますか?

参考書も問題集も、買った時がモチベーションMAX!
でも、途中で飽きてやめちゃうんだよね、という方も多いはず。

実は私も、学生の頃はそうで、ダメダメ生徒でした。

1冊の問題集を繰り返したほうが身になる、と実感したのは大人のやり直し英語を始めてからのこと。

出来ることなら今からタイムマシンに乗って、過去の自分におしえてやりたいもんです。

この記事では、大人になってからのやり直し英語から英語講師になった私が、
問題集を何度も繰り返し(周回させ)ながらきっちり仕上げるコツをお伝えしながら、
私が実際に過去に挫折した問題集を1周おわらせ、さらに繰り返していく様子を実録でお送りします。

目次

問題集は周回させて完璧にするやり方(ロードマップ)

はじめに
問題集を終わらせ、さらに繰り返すためのロードマップはこちら

ステップ1 期間を設定 

その問題集に取り組むのにさける期間を決めます。
おすすめは、最長でも1か月
長すぎる期間設定は挫折率が上がります
今回私は(途中で計画を見直し)難易度高めの問題集を選んだので1か月半で6周しましたが

理想1か月で6周する計画です。なので5日で一周がおすすめ。

ステップ2 取り組む分量を決める

5日で一周しなければならないので、1日にこなす量は全体の1/5
その問題集1冊まるまるの1/5を、1日で取り組めるのかどうかを判断。

これには、だいたいの1日分の量を決めて、じっさいに解いてみるしかありません。
完璧を目指さなくていいです。
ざっと解いて、ザクザク進んで1日で1冊の1/5やれるかどうかを判断します。

これは問題集の分厚さや難易度にもよるので
1冊の1/5が、1日でやってしまうには多すぎる場合は、
1か月で1冊仕上げるのには厚すぎる本だとわりきって
その本のどこまでをこの1か月で仕上げるのかを決めます。

ステップ3 計画を宣言

一度計画が立ったら、誰かに宣言する。
誰にも知られず、一人だけで決めたことを実行できるほどあなたは強い人ですか?

もし、自信がなかったら計画を誰かにシェアしましょう。

誰かに言っておけば、さぼりたくなったときの抑止力になります。

ステップ4 1周目が終わったら、計画の見直し

1周目が終わったら、計画の見直しをします。

1周目が終わった=完成させる予定の範囲を一度ざっと通した、ということです。

分量が多すぎないか、もしくはもっと量を増やせるのではないか?
確実に、投げ出さずに、さらに繰り返せる状況を自分で見極めて計画を立て直しましょう。

ステップ5 計画の見直しを宣言・そしてさらに5周くりかえす

計画を見直したら、また誰かに宣言し、
2周目に突入、そして2周目終了時も、必要があれば計画を修正し宣言。

つどつど、誰かに進捗を報告できると、それもモチベーションになるので
できるだけ、多くの人に宣言して、途中経過も報告しながらたんたんと計画通りに進め
あとは6周完了を目指すのみ、です。

以上が、問題集を一周だけでなく、何度も(計6回)解いて完璧にするためのロードマップの概要です。

以下、このロードマップを実際に実行していく様子です。

金フレで500語を1か月で6周するための記録シートを自分の講座で使います。
日付は(2023年)11月2日からの1か月の設定になっています。
教室で配るものと同じものをPDFで置いておきます。
これを機に教室の生徒さんと一緒にがんばる!という方はご自由に、下の「ダウンロード」ボタンからダウンロードしてお使いください。

この記事は1か月間で高速で6周することによって忘れる速度を上回って記憶に定着させるための方法を詳しく書いています。
シートを使ってあなたも一緒に1か月で500語覚えてみませんか?

問題集は周回!1周目のやり方 計画の立て方 無理のない実行

今回私が取り組んて行くのがこれ、
4年ほど前に買って、難しすぎて半分弱で放り投げてそのまま4年間塩漬けにしてしまった英検1級用の語彙問題集です。

難易度的には結構ハードで、今の時点で私の実力では、消去法で何となくこれかな・・で選んだ正解率が3割。実力で確実に解ける問題は2割をきります。

これを最終的には正解率8割程度にもっていきたいと思っています。

やってやるぞ!

初日にやったのは、まずは問題集を1周するための計画を立てる、です。

ステップ1実行 問題集の全体の分量を5で割ってみた

とりあえず1周するためには計画が必須

2022年 2月3日節分

節分、それは季節を分ける日。
春の初日を、過去のやり残しにけりをつける戦いの開始日としました。

まず、全体の分量を5で割ってみました。
5日で一周できれば、1か月で6周出来る計算です。
単語系の問題集は、6周出来ればほぼ覚えられる、というのは過去の経験からわかっているので、5で割ってみました。

パッと見て
・・・多いな・・・・とは思いました。

単語系問題集としては分厚い本で、5で割ると1日当たり90問になりました。

正解率2割切る問題を1日に100問近く・・
これは・・・ただ解くだけ、なら今日だけならできなくはないかもしれない
ものすごーく頑張れば不可能ではないのかもしれない
毎日かなりの時間をかけられれば、ギリできるかもしれない

結論

このままやるとたぶん挫折するパターン

です。

初日というのはたいがいやる気にあふれてます。
多少無理でも「今度こそ頑張る」とか思ってしまいます。

全体を5で割って、1回量が1日でできれば、そのまま5日で1周が理想

ただ、初日の時点で「頑張らないと厳しい」量は、挫折しやすい量
ということも過去の経験からわかっています。

そこであっさり作戦変更です。

今回選んだのは、全体を5で割って、一か月6周という作戦には向かない量と難易度の問題集、ということが分かりました。


次にやってみたのが

ステップ2実行 無理のない1日の分量を見極めよう


1日に解けそうな分量を見極めるために、とりあえず解いてみます。

難易度によっては分量が多くてもサクサク進むでしょうから多めでもいけそうですが、
難易度が実力より高い場合、多すぎる分量はキケン
なので、解いてみてどれくらいなら1日にいけるかやってみます。

5問解きました。
・・・

時間にして、3分もたっていません。

でも、正直、すでにウンザリ・・・

難易度が高すぎるので、解いてて楽しめないんですよね。

これは先が思いやられます。
ただ、1日に5問だと長期戦になりすぎて挫折します。

そしてここ大事

1周に時間をかけすぎると、1冊終わるころに、最初のほうにやった問題を忘れている確率大!

心当たりありませんか?
がんばって単語覚えても、結局最初のほうにやったことを忘れてて
これ、無限地獄やん、とおもってあきらめたこと。

無力感に打ちひしがれる・・

無理に短期に詰め込みすぎると負荷が高すぎて嫌になって挫折

でも、長期計画過ぎると途中で挫折、そして最初のほうにやったことをすっかり忘れる

問題集を仕上げるには、これらのバランスを絶妙にとってあげる必要があるのです!

1日に5問では長期戦すぎだよなぁ。
そこでもう少し頑張ってみます。

15問で、さらにうんざりですが、どう考えても1日15問ではまだ最後まで辿り着かないペースです。
そして、勉強時間そのものも10分もたってないです。
さすがに勉強時間10分は少なすぎ。
でも、気持ち的にはかなりつらいです。

そこで、切り替えることにしました。

何周もする!だから1周目は完璧に覚えられなくてもいい!
もうちょっとサクサク進めるために、誤答の選択肢の単語は諦めよう。

そうです、ここまで私は、消去法で正解がわかっても、誤答の単語の意味までできるだけ覚えようとしていました。

それができる分量の問題集なら、それはそれで大切だと思いますが、
今回は、そこまでやるとまた放り出してしまう確率大!

なぜなら、誤答の選択肢に、4年前にだいぶチェックを付けている跡が見られます。
4年前、これやって挫折したんだなぁ・・・

なので、今回は1周目は正解が選べればそれでヨシとして先に進むことに。

35問目まできました。
正直、ここまでやろ・・・と思いましたが、ちょっと休憩を入れてみることにします。

休憩後、できるだけザクザクすすんで、50問目まできました。

お昼の休憩時間に、朝やった50問を軽くおさらいしています。
1問めからすっかり記憶から抜け落ちてて落ち込みますが、
朝やったばかりだからまだわりと覚えてる問題も多いです。
10問、10分強でおさらい終了

夜、昼に見直したときに再度間違えた問題だけ解きなおします。
昼やったのに、また忘れてる・・・・・

一瞬落ち込みますが
1周目なんてこんなもん、と気を取り直し、10分かけずにおさらい終了です。

計画時の注意点① 単語や覚えたことを1度で完璧にしようとしない計画

さっき覚えたものをもう忘れてる、とか
朝やったのにもう忘れてる、とか
昨日あんなにやったのに、今日はもう思い出せない、とか

ありますよね?

あるんです。

やたらと暗記が得意、というひとはたまーにいますが
逆に言えば、たまーにしかいません。

ほとんどの人は、忘れるんです。

さっきやったのに、今もう思い出せない、は脳のデフォルトです。

さっきやったことを今もう忘れてる、は気にしない。
何周もすれば、最終的には覚えられる

記憶は、薄―くうすーく何度も塗り重ねるうちに定着します。


うん、ここまでくれば10日で一周できる、とめどが立ったので、今日はこれで終了です。
正しくは9日で1周ですが、一応予備日をもうけています。

計画時の注意点② 計画には余白を残す

計画を立てる時、大切なのは余白、余力を残すことです。

ギリギリに立ててしまうと、1日でも勉強できなかったり、その日のノルマを達成できなかった時に気持ちが折れてしまいます。

大人は忙しい!
学生さんみたいに、勉強が最優先というわけにはいきません。

急な残業、急に予定が入った、他にやらなければならない突発的なことができた、家族が病気になった

いろんな不足な事態を割としょっちゅう抱えている、それが大人ってもんです。

大人の勉強計画には、つねに余白と余力を残しておく。
それが、「あーあ、やっぱりできなかった」とがっかりしてやる気をなくす、という事態を防ぐコツです。

今回は、まず10日で一周、そのあとさらに一か月かけて数周することとしました。

ステップ3実行 計画の宣言 (SNSが便利)

1日目のノルマを終えたら、その報告を誰かにしましょう。

と言っても、勉強の報告を聞いてくれる人なんてなかなかいませんよね。
そんな時はSNSが便利です。

私はインスタグラムの英語勉強アカウントと、Twitterの英語勉強アカウントに投稿しました。

アドバイス① ツァイガルニク効果 完璧を目指さないほうが結局覚えられる

1周目、自分で設定したにもかかわらず分量の多さにちょっとうんざりしていますが、3日目を終了しました。

いやー、多いね。
分量減らして、14日間で1周、に変えてもいいのかも、と思いつつ、あしたの様子を見て考えます。

10日で終わる!と思ってるからこそ頑張れる、というところもあるんですよね。

設定期間と一日のノルマのバランスとるの、とても大事です。

そして、1日分がしんどいなーと思ったら・・・

1周目にして完璧を目指しすぎていませんか?と問いかけるのも大事。

1周目は、当然ですがどの問題も「はじめまして」です。
はじめてあった人のことを、一度に何もかも知ろうとすると、そりゃキャパオーバーにもなりますって。

問題集は、何周もしてこそ脳に定着するんです。

ということは、一周目はうっすらなんとなくごあいさつでいい!

そう思えばこそ完走できるし、
完璧じゃない、積み残しがあるからこそ2周目へのモチベーションになります。

ツァイガルニク効果ってご存知ですか?

人は未完成のものほど記憶に残るし、やらなきゃ!とモチベーションになるのです。

この効果を勉強に応用しちゃおう!というのが、学習塾などでも用いられている手法です(元学習塾勤務の経歴がこんなところに役に立ってる)

1周目は、「やり残してるな、まだ覚えきれてないな」感を持ちつつ、その日のノルマだけ、その日にやるだけにしてくださいね。

すると、1周目が少し楽になりますし、やり残し感が、2周目への意欲にもなるし、なんとなく「あーなんかあんなのあったな」と内容が記憶に残りやすい、という効果を生みます。

完璧じゃなくていい!って素敵♪

アドバイス② 1日にすすめる問題集の分量、おすすめの目安

と偉そうに書きつつ、私も1日の分量をちょっとミスってる感があります。

一概に、この量にしてください!とも言えるものでもないですが

私のおすすめする1日の分量は、ざっと通したときに30分程度で終えられるくらい、です。

何度も言いますが、完ぺきになるまでやりこむのではなく、1周目はざっと通すのが目的ですから、ざっとざっとで30分程度で終えられる量。

私は今朝1時間くらいかかっちゃったので、ちょっと無理している分量です。
1時間かかる、と思うと、ちょっとした動機で「あ、今日もう無理」って言いたくなりますよね。

でも30分で済むことなら、多少のハプニングが起きても、なんとかなる時間だと思います。

なので、30分で通せる量が理想。

勉強中
ゆったり気分で、無理しない

私はちょっと様子を見ますが、
10日で仕上げる!と思ってはじめても、1日量が多いと感じたら、12日にする、とか14日にする、という柔軟性も、挫折しないためには重要です。

アドバイス③ いつやるのか問題 「朝でしょ!」その理由

30分で終えられる、と言いましたが
1日の勉強時間が30分というわけではありません。

その30分は、出来ればとってください。

通勤の電車の中でできるのならそれが多分一番集中できると思いますが、私のように車通勤の人は、ちょっと辛いけど30分早く起きてみましょう。

1時間早く起きるのは、無理無理~~~って思うけど、30分なら、そして10日間だけ、とか決めてるとできそうな気がしてくるでしょ?

朝30分 ざっと通したら
お昼ごはん食べたあとくらいで、またざっと一通り見ます。 朝やったばかりなのに忘れてても気にしない!10分程度でざっとおさらいしておきます。
あとは
夜寝る前に、間違えたところだけでもじっくり見ておきます。

まだまだ忘れたり間違えたりしてるでしょうが、気にせず
はいはい、そうなのね、と思いながら読んでおきます。

アドバイス④ 1周目は、昨日の復習とかしなくていい!

朝起きて、さぁ今日の分‥の前に、昨日覚えられなかったところをもう一度・・・

とか思ってませんか?
思ってる?

偉い!勤勉ですね。

でも、それ、負担じゃないですか?

負担になって、今日の分がおろそかになるくらいなら、昨日のおさらいはしないほうがマシ!
1周目は、今日のノルマを、たんたんと朝、昼、夜、とただこなすだけで充分です。

覚えきれない?上等!
昨日やったところ忘れてる?当然!

それくらいの気持ちで、1周目を軽々と乗り切りましょう!

問題集 1周目を完走するためのまとめ

・挫折しない分量とペースになるように計画を立てる
・計画にはあらかじめ余白を! 急な予定変更に対応できるようにしておく
・一度で完璧に覚えらるわけがない、と開き直って気楽に進める
・完璧に覚えられていない、ということが次へのモチベーションになる
・できれば朝にこなして、昼に軽く復習・夜寝る前にさっとおさらい、というペースを作る
・前日の復習よりも今日のノルマ達成を重視(前日の復習は余裕があるときだけ)

軽い気持ちで、まずはさらっと全体を流すことだけで、1周目の目的は達成です。

1日の分量を無理のない範囲にとどめ、10日かけても終わらない参考書・問題集は
一度にやり切るには無理な分量の本です。
前編・後編の2回に分けてチャレンジする、など
キリのいいところでわけ、まずは前編だけを何周もして完璧にする!という目標の立て方がオススメです

問題集は周回!2周目のやり方 反省をもとに計画・宣言・実行

1周目の終盤に3連休が重なり、かなりペースを乱されながらもなんとか完走
ぜいぜい・・・
最後は息が上がるような苦しさでした。

ステップ4と5 2周目 計画を立て直し、実行していく

1周目を終えるころには
ちょっと負荷のある問題集と向き合うには時間が足りない日がある
ことや
疲れ切って無理な日がある
ということが実感できていることと思います。

わたしは主婦なので、週末には家族に予定を合わせなければならないことが多く発生
平日と同じ分量をこなすのは難しい、ということがわかりました。

その経験をもとに、2周目は週末の分量を極端に減らすことができるように計画します。

アドバイス① 問題集2周目にかけるべき日数は1週間以内

1周目は、とにかくまずは1冊の最後までたどり着くことが主な目的でしたので
完走できるように1日の分量を重視。
無理のない分量で、そのかわり日数をちょっと多めにしても仕方ありません。

なので、私は1周目は10日としました。

しかし、実際に問題集を繰り返すことを考えたときに、1周10日は長すぎです。

案の定、1周を終え2周目に入ったときには、1周目に間違えた問題はほぼすべて間違う、という体たらく。
10日前に覚えたはずのことは、すっかり忘れ切っていました。

ということは、2周目に同じく10日かけてしまえば、3周目に入ったときにまたほとんど忘れている、という可能性があるということです。

やはり、1周に10日はかけすぎだった
1周に時間を取りすぎると、2週目に忘れている

そこで、2周目はかける日数を減らすことにします。

アドバイス② 反省を活かす 長期記憶にするための作戦 忘却曲線との戦い

参照 https://www.mindtools.com/ 忘却曲線と戦うための学習の感覚

長期記憶、全ての学習者にとってとても憧れの言葉ですよね。
覚えたはずなのに忘れ、がっかりする、という毎日だわ、と思っている人も多いはず。

でも、長期記憶は作戦を立てることによって手に入れることができます。

エビングハウスの忘却曲線は有名ですね。
悲しいことに、人は覚えた瞬間から着実に、確実に忘れ始める

覚えても覚えても忘れる・・あぁ無情

でも、この図を見てください。
「忘却曲線と戦うための学習間隔」

Original learning、つまり最初の学習のあとの忘れっぷりはすごいですね、急カーブで覚えたことがぽろぽろと抜け落ちていきます。
これが、1周目を終えた私たちの脳です。
覚えたことの大半を忘れています。

でも、First review Second review Third review・・
おさらいを、2度、3度と繰り返すうちに、忘れていくカーブが緩やかになっているのがみてわかりますね?

そう、「繰り返すうちに、私たちは忘れにくくなっていく!」

ずっと覚えてられるなんて素敵♪

この、だんだん忘れにくくなることが強化された状態が、長期記憶!ですね。

注意点は、「覚えたことを完全に忘れてしまう前に、review(おさらい)をする」ということ。

ということは、2周目にかける日数は、少なくできたほうが有利、ということがわかります。
忘れ切ってしまう前に3周目に入れますからね。

・復習を繰り返すことで忘れにくくなる(長期記憶を手に入れる)
・完全に忘れ去る前のタイミングで復習できるようにする(思い出すのが楽になる)

ほぼ忘れているとはいえ、それでも2回目ですから1周目と同じ分量で7分割にする、ということも可能だと思われましたが
1周目の反省を生かし
週末のノルマを減らすためにも、最難関のパートはこの際きっぱり切り捨て(来月のチャレンジに回します)、
2周目はいさぎよく分量を減らして、そのかわり1週間で仕上げることにしました。

一週間なので、あっという間に終了。
あきらかに1周目より楽になって手ごたえを感じています。
全然覚えられている感じはしないけど、ただ「楽になったな」という感想が次へのモチベーションになっています。

このまま休まず、3周目に突入です。

問題集 2周目を完走するためのまとめ

・2度目でまだ覚えきれないものばかりなことは気にしない
・思い出すまでの大変さが1周目より少し楽になっていることを喜ぼう
・完璧に覚えられていない、ということと、だんだん楽になる体感をモチベーションに3周目の計画を立てる
・朝にこなして、昼に軽く復習・夜寝る前にさっとおさらい、というペースが確立しかけているころ
・前日の復習よりも今日のノルマ達成を重視(1周目と同じく、前日の復習は余裕があるときだけ)

問題集は周回!3周目のやり方 反省をもとに計画・宣言・実行するのみ

ここから3周目です。
これまでただただ問題を解くだけで、全然覚えられている気がしないままただ毎日こなしていましたが、やっとこのあたりから手ごたえがでてくるはずの時期です。

ステップ5 3周目の計画 少し余裕を残すのが挫折をしないコツ

本来は5日で1周する方が記憶の効率がいいのですが、1日当たりの分量を増やして挫折しないか?と自分で自分に聞いてみました。
・・・うん、無理・・・・
という答え

でしょうね、と思ったので、2周目と同じく全体量を7分割、1週間で一周のペースにしました。

アドバイス① 覚えられてなくていい 記憶はバームクーヘンのように重ねる

3周目に入っても覚えられていないものがとても多い状態です。
ただ、1日のノルマをこなすための労力は激減!体感的にはかなり楽になります。
私が取り組んでいるのは語彙問題集ですが、単語は全然覚えられていないけど、
なんとなくぼんやりとしたイメージがついてきています。
たとえば、
なんかPで始まるような気がする、とか
濁音が多い単語だった、とか
シュ、とかシャとか、そんな音が入ってる単語のはず、とか
そんな感じ。

こんなうすーい記憶の膜を、薄く薄く回数をかけて、まるでバームクーヘンのように塗り重ねていくと、それが長期記憶になるのです。

学生の頃、試験の前夜に大慌てでめちゃめちゃ集中して単語覚えましたね?
でもその単語は、あっという間に忘れてしまいましたよね。それは短期記憶の中にしか覚えたものが存在できなかったから。

私たちが欲しいのは、長期記憶です。
記憶のバームクーヘン、塗り重ねていきましょう!

アドバイス② 繰り返すために、3周目を楽観的に乗り越える

3周もやってるのに全然覚えられない、と、この辺で限界を感じてあきらめる人が多いのですが、
お気持ちは大いにわかる、わかる、のですがそれは甘いです!
過去の経験からして、本格的に手ごたえを感じ始めるのは4周目から。

だから、3周目を乗り越えるコツは、楽観的になること。

微妙に何となくイメージがついてきた、という微々たる進歩をプラスにとらえ、そのまま気にせず進みましょう!

問題集は周回!4周目のやり方 効果を感じ始めるとき!

おまたせしました、4周目です。

4周目が大きなターニングポイントです。
なぜなら、ここから急激に効果を感じ始めるから。

ステップ5 4周目 効果を感じはじめるのでやる気が出てくる

効果が見え始めると、急にやる気が出てきます。

「今やってることは無駄じゃない」と実感できるのが4周目


今度こそ目標達成できる気がする

私もすっかりやる気が出てきて、この教材繰り返しマラソンの7周終わったらチャレンジするぞ!と新しい問題集も買ってしまいました。

効果が見える=簡単にわかる問題が増える、ということ
ということは、ノルマを達成するのにかかる時間が急激に増え始めるのもこのころです。
心理的にも、時間的にも楽になって、自分の成長を喜ぶことができるようになります。

逆に言えば、辛いのはここに辿り着く直前まで。

4周目は楽になることを信じて、3周までを乗り切る!

4周目に楽になることを信じて、3周目までを乗り切れれば、ゴールは見えたようなものです!

問題集は周回!5周目のやり方 成功を確信、穴をつぶすだけ

ステップ5 たんたんと計画どおりに実行

5周目には成功を確信。
自分の成長に驚きます。
これ完走したら次何をやろうか、とか考える余裕も出てきました。

1日のノルマをこなすだけでは余力が残るので、前日間違えたところの復習や、何度やっても覚えにくい単語に目を通したりできます。
どうしても苦手な問題というのはあります。
時間をかけて苦手に向き合うのは、余裕を感じる5周目あたりからで十分。
5周目あたりから、穴をつぶすことを意識しましょう。

問題集は周回! 6周で完成!

6周目でもうほとんど大丈夫だ、と確信できました。
長期記憶にするためにもうひと回し、と思っていますが、心はもう次の課題に向かっています。

問題集を終わらせ、しっかり仕上げるコツまとめ

問題集は、1度解いただけではなかなか身につきません。
しかも、1冊やり遂げることすら難しい、と感じる人も多いはず。

でも、ちょっとしたコツを意識すれば、1冊を完璧に仕上げることは難しくありません。

今回は私は7周しましたが、実際には6周で充分、という手ごたえでした。
今回私は、1周目に10日かけてしまったため、11日目に初日にやったところを見たら忘れすぎていて効率が悪かったです。
2周目から7日で1周、としましたが、手ごたえとしては

5日で1周がベスト!でした。
1週間間をあけてしまうとやはり忘れている率が高いからです。
あいだが5日程度なら、たとえ忘れていたとしても思い出すのが楽!


ということで、問題集を終わらせて、しっかり仕上げるコツをまとめるとこんな感じ。

・無理のない計画を立てる(5日で1周が理想)

できれば1周を5日で仕上げる計画にします
1日当たりの分量は多少多くても大丈夫!
「1度に完璧にしなくていい」と気楽さで、とにかく一度、5日間かけて全範囲をざっと1周。


「1度で完璧にする!」と思うと、なかなか進まなくて途中で挫折する危険が高まります。

・4周目から楽になることを信じて、3周目まではその日のノルマに集中

最初は、「1日分にしては多いな」と思う量をざくざく進めることになるので、「多いな」とか「大変だな」とか「これで本当に大丈夫?」という不安を覚えたりもしますが
4周目から楽になる、ということを信じて、ひたすらその日のノルマだけこなしていきます。

・余裕が出てきたら、前日の復習や苦手なところの見直しも

4周目からは格段に楽になってくるので、見直しや苦手なところに集中して取り組めるようになります。
ただ、ここでやめると長期記憶としてはまだ定着しきれていないので、油断せずに淡々と進めましょう。

・6周で完成

6周目には、ほぼ完成しています。
あとは、どうしても苦手なところだけピックアップして、ノートにまとめるなどすればそれで完璧。
忘れかけたころにもう一度チラ見するくらいで大丈夫だろう、と思えます。

きみにもできるぞ!

途中で挫折した問題集が手元にある方
新しい教材に取り組みたいけど、最後までできる自信がない方、
参考にしてもらえると嬉しいです。

私が取り組んだ様子は全部Twitterにアップしています
#教材繰り返しマラソン
のハッシュタグで見てみてくださいね。

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*この記事を書いた人*
JUJU〈寿崎〉 加純

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