【TOEICリスニング】パート4 (後編)のための実践的勉強法+グラフィック問題攻略のコツ

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TOEICのリスニングのコツを発信しているこのシリーズ
長い長い道のりでしたが、今回のパート4後編で最終回です。

長かったですねーー。

このシリーズ終わらないかと思ったニャ

Toeicリスニングパート4が難しい、聞き取れない、とお悩みのあなた
グラフィック(図表)問題、どう対策すればいいかわからないあなたへ

今回は

・あなたのパート4への苦手意識、本当はリスニング力の問題じゃないかも?
・リスニングの問題じゃなかった場合の対策
・パート4の設問の傾向、先読みが楽にして時短!
・やってみて、これでわかった!グラフィック問題攻略!!

こんな流れでお話していきますよ

よろしくお付き合いくださいね~~

いまさらですが当ブログは
「国内にいたって*脱三日坊主で脱初級*」がテーマの、
初級を脱することが目標のTOEIC初心者さん対象のブログです。

TOEICで言うと、600点目標
(L350 R250 目標で600overを目指す、くらいのレベル感を想定)

なので、リスニングも、点は取れれば取れるだけいいのは違いないですが、
無理して混乱するくらいなら、捨てるべきものは捨てていこう、というスタンスです。

リーディングセクションは時間が足りないなりにも自分のペースで解けますが
リスニングでは「自分のペース」というわけにはいきません。
音源に置いていかれてしまっては、どうにもなりませんもんね💦
なので、
最初のうちは、ある程度で気持ちの切り替えすることも、重要なパートです。

目次

TOEIC パート4が聞き取れない?それ、リスニング力以前の問題かも

最初に・・リスニング原因別対策の
「音は聞こえているのに意味が取れない」の記事

そして
「1回では意味が取れない」の記事、でもお話しましたが。

「パート4のリスニングが難しい」の原因として、
初心者さんが見過ごしがちなのが

それ本当にリスニング力の問題ですか?

・・という点です。

実は、「リスニングが伸びないわー」と思い続けていたけど、
そもそも、「読んでも分からない文だった・・・」

・・ということがありがち、なのがパート4💦
というのも、前記事のパート4とパート3の違いのところでもお話しましたが

パート4では一人の人が長々と話すスタイル。

われわれは、聞いてあげる立場

なのでパート3が「会話」シチュエーションだから文も「会話文」なのに対し、
シチュエーションがスピーチ的なパート4では、文もやっぱり「スピーチ的」になりがち。
スピーチって・・会話とは言葉遣いが違いますよね?ちょっとかしこまってる。

同じように、ラジオの放送というシチュエーション設定では、ラジオ放送でありがちな文になっていますし
ボスからのお達し、とかでは会社のボスからのお達し、的な文になってます。

その想定される場面ごとに、使われている文のタイプがちょっとずつ違うんですね。

TOEICのリーディングパートで、
メール文のものは読むのも楽で解きやすいけど、
アーティクル問題(新聞記事とか)がちょっと読みにくい💦
ってことありません?
私はアーティクル問題苦手です💦

パート4でも、アーティクル問題的な、ちょっと堅い文が読み上げられることがあるんですよ~。
だからパート3より聞きにくい。

聞き取れないのはリスニング力なのか、それ以前の問題なのか切り分けよう

ちょっと、次の文を読んでみてください。1度だけですよ。

注意は

  • 1度だけ読む(2度読みしない)
  • ささっと、スピード感をもって読む
  • 帰り読みしないで、あたまから最後まで通して読む。

です。
ではどうぞ。

This system has the added benefit of keeping a record of everyone who comes and goes through the main gate.

公式TOEIC Listening & Reading 問題集7 パート4より

ささっと読めましたか?
返り読みせずに理解できました?

これ、公式問題集7のパート4から抜粋したものですが、

どうでしょう・・
とちゅうで、え???って迷子になった方、
わからなくなって、2度目読み返してしまった方
最後まで読んで、あれ?と思って、帰り読みして訳を取った方

いたんじゃないでしょうか💦

この文が読みにくい原因は

  • ビジネスの会議シチュエーションだから単語が不慣れ
    (add benefit とか keep recordとか)
  • そもそも長い 
    (何回 of of 言うねん)
  • 関係代名詞 
    (出たー!)

このように、パート3と同じく全体は「長い」のではあるのですが
全体もだけど、「一つ一つの文が長い」
そして、「表現が堅い」

という特徴を持つのがパート4。

ちなみにこの文を返り読みなしで読んでいくと

This system
このシステムは【主語】

has
持ってます【動詞】

the added benefit
(その)加えられたベネフィット(利点)を【目的語】

of 【こっからさきは全部目的語 benefit の説明】
(なんのベネフィット?)

keeping a record
記録をキープすること(というベネフィット)

of
(なんの記録をキープすんの?)

everyone
みんなの(記録)

who
(みんなって、だれのこと?)

comes and goes through
行ったり来たり通り過ぎる(みんな)

the main gate
メインゲートを

となり
「このシステムは、追加の利点があって、メインゲートを出入りするみんなの記録しちゃうんです」
と言ってます。

先ほどの文が「返り読みなしではするっと理解できない」
↑のように読むのがしんどい、という方
まず、リスニングの前に鍛えるべき力がありますね💦

それは

英語を英語のまま、返り読みせず理解する力

です。
なぜなら、リスニングは返り読みのように後ろから聞くことはできない
そして

するっと読みこなせないものは聞いても分からない

からです。

リスニング力をあげるにも、英語の語順になれることは不可欠

↑でも詳しく説明していますが、
返り読みをせず、英語を英語の語順のまま理解し
リスニング力だけでなく、スピーキング力もあげることができるのが、アウトプット

基礎的な中学英語ですら話すのは難しい‥と感じている方は、
まずは単純な英語をちゃんと口から出していく練習ができる


どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CDなしバージョン)

この青い表紙の瞬間英作文がおすすめなのですが・・

一つ問題がありまして・・・

基礎固めなので、収録された文が教科書チックで楽しくない・・・
そして、TOEICの点数アップを目指しているときには
その楽しくなさが

「これやって本当にTOEICの点伸びるのか????」
という疑問を生みがちです💦

「彼のお父さんは今お風呂に入っているところです」
とかね。

基本中の基本なので、本当はこれが言えないとこれの変化形だって言えないでしょ、
なんですが

悪名高い、This is a pen.
が嫌われるのと同じで、

「この文一生言うチャンスがない気がする」と感じるのは、
どんなに抑えておくべき基本であってもモチベが下がるんですよね。

本当は伸びるんです!伸びるんですよ!!
というか、ここナシでTOEIC力、他の英語力を伸ばすのはとても遠回りなんですが・・

いかんせん、英語力に直結している実感がわきにくいのが難点で。

そこで私から提案したいことがありますのです。

あのね

TOEICのリスニングのコツは返り読みしないこと!
おすすめの勉強法は、パート4の瞬間英作文

私の一押し!それは
TOEICのパート4を使った瞬間英作文。


これが私の超おすすめ勉強法です。

なんせ、いいことがてんこ盛り
わたしもいまだにちょいちょいやる、英語基礎力をあげながらリスニング力もあげるやり方です。

TOEICのリスニング教材をつかった瞬間英作文がおすすめな理由6選

・TOEICリーディングパートよりは文章が簡単
・TOEICの単語になれることができる
・TOEIC力に直結しやすい
・もともと「喋る」文なので文章が自然
・もともと「喋る」文なのでスピーキング力にも直結
・ビジネス英語力が身につく

このように、いいことづくめに見えるTOEICリスニングパートを使った瞬間英作文ですが
難点もあります。

TOEICのリスニング教材をつかった瞬間英作文の三つの注意点

・TOEIC用の文章なので、他の教材よりはかなり難易度が高い
・難易度が高いため、しんどい
・難易度が高く、しんどいので、挫折しやすい

初心さんには、正直難易度が高めで挫折しやすい、
欠点はありつつ、そこだけ覚悟して頑張れば
TOEICリスニング力どころか
英語力全般が激伸びしますので、

よーしこれを機に頑張ってやる!!って方には、
一度覚悟を決めてしっかりやってみてほしいです。
英語力爆あがり、間違いなし!!です。

アウトプットならオンライン英会話も有効

TOEICのリスニングのスコアアップには先読みが大切
パート4の設問を素早く読む、その練習法

設問の傾向が分かっていれば、設問を読むのが早くなる!それがスコアアップに直結します

リスニングパートでは、設問をじっくり読んでる時間はありません。
そんなことしてたら、音声はどんどん流れていきます。

なので、パート3編に引き続き、パート4でも設問の傾向を把握しましょう~。

設問がちゃちゃっと読めれば、
聞き取るべきポイントをクリアにして集中して聞くこともできるのです。


パート3とパート4の設問傾向はとても似ています。
今回は、前回お話したことは省略して、パート4独特のところにだけフォーカスしますね。

設問①はやっぱり概要問題が多め

設問1の傾向を体感する方法は、パート3の「設問の傾向」で書いた通り。


問題集のパート4の設問の1問めだけをだだっと10個分
ほんとうにだだだっと読んじゃってください。

ここで、読んだ気になって先に読み進むより、
本当に設問1だけちゃんと10個分読んだ方が
「なるほど」って体感できて記憶に残りますよ。


よみましたね?
なるほどねーー、聞かれることは似たり寄ったりね、とすぐ実感できましたね?

パート4も、パート3と同じで、1問めには「概要問題」が多いです。
What is the purpose・・・
「この話の目的は何?」みたいなやつですね。


(概要問題って何?と思った方は、パート3の解説記事に戻ってくださいね)


やはり職業場、アナウンスがされている場所を問う問題が多く1問めに来ます。


パート3の時と同様に概要問題多めの設問①ですが
概要問題の中でもパート4独特の設問文もあります。

それが、
For whom is this message most probably intended?
「聞き手は誰?」「あなたは誰?」です。

いっこ前の「設問の特徴を知って先読みを楽に」の記事でもさんざん言いましたが
もうこのちょっと読みにくい設問を読むのに苦労するなら
For whom だけを見つけて、「聞き手はだれ?」って聞かれてると判断してOK
だれ宛のメッセージなのかを答えましょう。

設問②はやっぱりピンポイント!な聞き取りが必要とされることが多い

ここもパート3の解説記事で述べたのと同じで
わりと「詳細なことをピンポイントできかれる」ことが多い設問です。
対策についてはパート3編で言ったのと同じですが、
ここは、もし一瞬聞き逃したらもうリカバリは不可能なところなので、

・・・

みもふたもないことを言いますが・・(笑)


設問②がピンポイントだった場合、聞き逃したら潔く諦める、という姿勢も重要💦

「明日○○に行くんだ」と、一言しか行ってないのに
その「〇〇」のところを聞き逃したら、話の流れから推測できる可能性はあまり高くないのです💦

ピンポイント問題は、聞こえてさえいればそのまま答えなので簡単ですが
うっかり集中力切れちゃってた💦というときは、あきらめも肝心です。

意図問題は2秒で判断

あきらめが肝心なもの、もうひとつ。
意図問題

What does the speaker imply when he says, “*****”?
What does the speaker mean when he says, “*****”?
Why does the speaker say, “*****”?

「*****」って彼は言ってるけど、なんのつもり?なの
なんでそんなこと言ってんの?
という設問です。

これは他の設問に比べると、難易度高めです💦
直接的に答えになるものは述べられていなくて、察する能力が必要だからです。

日本人は察するって得意ではあるんですけどね、
それは、日本語で言われた場合、ですよね(笑)

そして、日本語で言われてたって察することが苦手な人もいるわけです。

例えば
「お日様があんなに輝いてるよ」

と言われたら、相手の意図はなんでしょう?
って言われても、それは会話の流れによって全然違いますよね。


「今日は家でゆっくり映画見ようよ」の返事で
「お日様があんなに・・・」って言いだしたら、その意図は
「外で過ごしましょうよ」
ですよね?

「なんで傘持ってきてないんだよ、天気予報で雨って言ってただろ」の返事で
「お日様があんなに・・・」って言いだしたらその意図は
「こんなに晴れてて雨降らないよ」とか「天気予報は外れたと思ってるよ」
でしょう。

「悩み事があるんだよね~~」の流れで
「お日様があんなに・・・」って言いだしたらその意図は
「くよくよすんなよ」

・・・と、これはTOEICにはあまり出なさそうか(笑)
いや、to encourage him とかでありそうかも・・

このように、
ピンポイントで聞き取ったうえで、
その前後の流れで推察、
という2重の能力が試されるのが意図問題。

What does the speaker imply when he says, “*****?
What does the speaker mean when he says, “*****?
Why does the speaker say,*****?

を見つけたら、初心者のうちは
「2秒悩んでわからなければ次に集中!」でいいと思います。
(逆に、高得点を目指すなら対策しておくべき問題)

設問の↑太赤字にした文字を見つけたら、
「意図問題だ、2秒悩んだら次!!!」
と決めておいた方がいいです。


「どうしよう・・、もうちょっと考えたらわかるかも・・・」は、
次の、本来は答えられる簡単な問題を落としてしまう、ことにつながりかねません。

意図問題は、パート3,パート4のあわせて70問近くあるもののなかの
ほんの5~6問です。

リスニングパートで400overを狙うようになってくればここも重要ですが、
そうでなければ「落としてもいい問題がパッとわかってお得♪」と思っちゃったほうが楽。

それによって無理をしすぎてミスを増やすことを防げるなら、それはまたOK,だと思うのです。

長い長いパート4では、悩みそうな問題は落としてしまったらそれはそれで仕方ない、
こだわりすぎるよりは、
ある程度聞きやすい設問③に集中したほうが得♪

リスニングはとにかく、メンタルパート
切り替えはお早めに!!

リラックスにゃ

設問③は、やっぱりこれからどうする?問題多め

設問3も、パート3に似た感じで「これから」について問われる設問が多くなります。

「これから何をしますか?」が多いのですが
パート3では「はこれから何をしますか」が多かったのに対して
パート4では聞き手」はその場に登場しないので、
「彼」とも「その女の人」ともいうことができません。

なので、主旨はほぼ同じなのですが、設問の文がちょっとだけ変わります。

What are the listeners asked to do?

What does the speaker remind the listeners to do?

のように聞き手は何をしないといけないんですか」という問いになります。

part3だと人の部分が「he」「the man」とかだったのに対して、
the speakerlisteners になると
パッと見た目のスペルが長いので(笑)
読むのに一瞬手間取りますが・・
冷静になれば別に難しい単語ではありません。

でも、TOEIC本番だと、このほんのちょっと増えた文字数が、すごくむつかしくみえてきちゃうんですよね~~~💦

What does the speaker remind the listeners to do

↑これを読むのに四苦八苦するくらいなら
全部読まずにツラツラッと見て

頭のWhatto do?だけよめたら「これからやらないといけないこと!」を答えちゃえばいいのです。

やるべきことを指示してくるのは決まってthe speaker(話してる人)だし、
「なんかしてね」と言われてるのはきまってlisteners(聞き手である私)なのす。

お店のセールだと、
ディスカウントを受けるためには何をしないといけませんか?
とかが多いので簡単。

この設問を見たら、音声で「〇〇してくださいね」「〇〇するといいですよ」
とか言われる!!と思いながら聞いて、そこを頑張って聞き取ります。

ここに注意
やらなきゃいけないこと???言われてませんけど????の場合

たまにどんなに聞き耳立ててても、「やらなきゃいけないこと」がなにも指示されてないのに

What does the speaker remind the listeners to do
この設問が来ることもあって。

えーーーーー?なんも依頼されてないのに、これから何をしろと????
とかいうこともあります。

その場合はたぶん、
the speakerが「〇〇送っときますね」って最後に言ってたりします。
なので、答えは
listenersは、なにかを「受け取る」Receive 〇〇、が正解になったりします。

「行きますね」と言われたら、「訪問者が来る」が答え、

この手の変化球は・・初心者さんとしてはもう落としてもいい!「クヨクヨしない!」が一番ですが
そんな「言い換え」というか、
脳内変換が必要なものがある、と知っておくと本番中に動揺しなくてすみます。
あ、これは捨てていい問題、と切り替えてください。

やってみよう!グラフィック(図表)問題ももう難しくない 練習方法

グラフィック問題の解き方も
実はパート3編で述べたこととほぼ同じなのですが、
今回は実際にグラフィック問題のコツを意識して、練習する方法までやってみますよ。

読んでわかった気になるだけよりやったほうが断然わかるよね

各パートのディレクション中にできるだけグラフィックの下見をしておく、
は、前回お話した通りですが。

ここからも、相変わらず、最初は音声使わずに練習しますよ

ある意味ざんしんな提案するブログだね

公式問題集、または他のリスニングパート用問題集をお手元にご用意ください。


公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7

じっさいの問題とこのブログを照らし合わせながら見てくださいニャ

グラフィック問題は、設問①~③の中で、
実際に図を参照しなければならないのは実は1問だけ、と決まってます。
設問②がグラフィック問題だったら、①と③は図表をみなくても音声だけで答えられる問題
ということです。

これでスコアアップ!グラフィック問題 効率よくとくコツ 


なので、図表のある問題のところに来たら
何番目の設問がグラフィック問題なのかを素早く見つける必要があります。

設問①~③の中で Look at the graphic.で始まるものを素早くみつける

↑ここポイントです。
え?その文字列を探すのが大変???


だいじょうぶ、ざっと見てください。

1~3でどの設問が文字列が一番長いですか?
その1番長い文字列の冒頭の言葉を見てください。
設問が一番ながーーいのがグラフィック問題です(2行になってたり)
冒頭をみてください。Look at the graphicって書いてるはず(笑)


パッと見ていちばん長い設問を見つける
その冒頭をみる。
Look at the graphic.って書いてることを確認、という流れです。

設問①~③の中で 一番文字列が長い設問が、実はLook at the graphic.で始まってる。

さぁ、どの設問がグラフィック問題かわかったら、
次にするべきなのは、なんでしょう?

答えは
「選択肢」をみること、です。

リスニングパートでは、通常、設問の先読みはしても選択肢の先読みまではお勧めはしていません。
読んでも覚えていられないうえに、
そこまで読むのは負荷が高く、逆に肝心の音声を聞き逃す可能性もあるからです。

でも、グラフィック問題だけは別、です。


グラフィック問題のポイントは、

選択肢に入っていない情報が音声アナウンスの中に流れる」
です。

グラフィック(図やグラフ)の中には
*選択肢に書かれている情報と
*選択肢の中にはない情報
2種類とも入っている

音声には

音声では「選択肢に書かれていない情報」が流れる


なので、グラフィック問題(設問が一番長いやつ)を見つけたら、
設問の内容を読むのはまず後回しにして
まずはその「選択肢」を見ます。
それからグラフィックを見ます

はい、この順番が肝心です。
「選択肢」が先、「グラフィック」を後で見ます。
グラフィックの中の情報を、ぜんぶ一度に見ようとすると脳が混乱します。
ちゃんと見るべき情報と、ざっと認識していればよいものとを切り分けていたほうが
脳内で情報が整理されやすいのです。

data check


グラフィックの中で、選択肢に書かれていない情報に注目
「これが音声で流れるんだな」と素早く把握してから音声に聞き耳を立てる

この流れです。

初心者さんでも大丈夫 グラフィック問題のコツ 実際にやってみよう

実際にお手持ちの問題集でやってみましょう

*やり方の流れを書いてます、以下の流れの通りにやってみてください
TOEIC講座の時も、この流れでやっていただいて、
「解きやすくなった!」とお声をいただいてる手順です♪

グラフィック問題 練習のやり方 まとめ

  1. リスニングパートの問題をざっとみて、グラフィックのある問題をみつけます
  2. 3つの設問をパッと見て、一番文字列の長い設問を見つけます(Look at the graphic)の字を確認
  3. 選択肢をざっと見ます
  4. グラフィックの中で、選択肢には入っていない情報を見つけます
  5. 音声の中でキャッチすべき情報を(↑でみつけた情報)をもう一度確認

やってみましたか?
では、そのグラフィック問題の、英語スクリプトを読んでください

ジャーン♪さっき「これが流れるのね」と思った単語が確かに入っているのを見つけましたね?

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これは、公式問題集7のQ68~Q70の問題のグラフィックと選択肢です 

(A) Boston
(B) Los Angeles
(C) Chicago
(D) Philadelphia
選択肢
グラフィック
STEP
選択肢を見る

選択肢には Destination(到着地)が並んでいますね~、と思う

STEP
グラフィックを見る

グラフィックを見て、選択肢に入っているもの以外って何かな、とみる

STEP
選択肢になかったものをグラフィックの中で特定

選択肢にないものは、Details の列と Price の列の情報だー、と思う

STEP
選択肢になかったものについて軽く分析

Details 直行便かどうか、と
Price  金額が並んでいますね、これはきっと運賃ですね、と思う

 Details のほうは直行便(Non stop)に該当するのは二つ、乗り継ぎ便も二つだねと思う
どうやらNon stop or One connectionだけでは答えは出せなさそう!と勘を働かせる

STEP
キーポイントを音声の中で待ち構える

ということは、金額のほうがキーポイントなんじゃないかな?と思う
「金額聞き取ってやるぞ――!!!!」と思いながら音声を待つ

STEP
音声にキーポイントが流れる

この問題の場合

There’s a flight for 50 dollars and it’s nonstop too. That’s perfect.

という金額が流れる、そしてnonstopという補助情報もある

STEP
正解を確定

「50ドルで直行便だから完璧ね」と言っているので
答えは、Aの「ボストン」が正解

グラフィック問題では、
一度に多くの情報を目に入れながら、音声に聞き耳を立てる、というところが一番むつかしいポイントです。

だから

先に選択肢を見ておいて
選択肢に入っている情報のところは特に見ない!
これでかなり楽になります。
これから音声で流れるであろう文字に注目しながら聞いて、
それが聞こえたら選択肢と参照する

このやり方を繰り返して勉強・練習みてください。
きっとグラフィック問題は苦手じゃなくなるはず

いかがでしたか?

これでTOEICリスニングパート攻略の記事は終わりです。

こんな長文を最後まで読んでくださってありがとうございました。

もうちょっとこのあたり聞きたい、とか
ここが分かりにくかった、とかありましたら
コメント欄等で教えていただければ、そこについて追記していきます♪

時間がかかってしまいましたが
一生懸命、英語の勉強を頑張っているお仲間のみなさまのお力に
ちょっとでもなってたら嬉しいです。

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(ブログアップしました、のツイート上げておきますのでリツイートお願いします)

*この記事を書いた人*
JUJU〈寿崎〉 加純

大人のやり直し英語講師

・企業様のTOEIC講習委託講師

・福岡県職業訓練TOEIC講習委託講師

・個人の生徒様のやり直し英語・TOEIC・英検・高校受験大学受験

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