がんばらないで英語勉強1000時間!1000時間理論の根拠とブレイクスルー

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こんにちは
ここはアラフォー英語落ちこぼれパート主婦(塾講師+IT関連かけもち)だったはずが
いつの間にか英検準1級・TOEIC895を取って今は英語講師をやっている、わたくしJUJUが、
わたしと同じく、英語苦手だけどやり直したいな、とひそかに思っている英語初心者さんが
中級になれるまで伴走しますよ、というブログです

前回は、中学英語すら記憶があいまい、三単現のsってなんでしたっけ?
というところから英語のやり直しを始めたくせに

「いまさら問題集とかテキストとかでやり直す気にはなれんわー。もっと楽に英語できるようになりたいわー」
みたいな、ぬるいお気楽なスタートでした。
ということをお話しました。

気持ちわかるニャ 大人になってまで机について勉強とか無理ニャ

今回は、そんなお気楽主婦のやり直し英語が
こまごましたブレイクスルーを経験しながら楽しんでいるうちに、
英語習得にかかる目安とされる勉強時間1000時間を知らず知らずにクリアしてた!

しかもほんとうに、1年後に1000時間達成した頃には
けっこう大き目ブレイクスルーを経て、私英語得意かも♪
英語の勉強、ちょっと楽しくなったよ?と感じられる中級者になってました。

その時、どうやって時間確保し、何をどう勉強としていたのかという実体験を交えながら

実は、英語1000時間は全然無理ゲーじゃないんだよ、
やり方を間違わなければ、あなたにもきっとできるよ

ということをお伝えしていきます。

1000時間とか気が遠くならない?

結論を言うと、意外とできます!

  • 無理じゃない、辛くないレベルのことを
  • 無理じゃない、辛くない時間内で
  • 毎日必ずやる何か他のこととセットにしてやることで習慣化

この3点を守ることで、意外とツラくなくいつの間にか1000時間達成、初級脱出しちゃってたわ!という状態になれます。

とはいえ、具体的にどうやればいいかイメージつかないですよね。

そこで、この記事では本当に私がやった体験をそのまま書きます。
今振り返れば、内容的(使った教材的)には素人にはかなり無謀だったよな、これは挫折しやすいパターンかも?
と思うことも多くありますが、その点には必ず注意書きを添え、本当にやってきたことを書いていきます。

時間の確保方法など、自信持ってお勧めできる内容になっていますので、ぜひご自分の英語学習に活かしてください。

英語の勉強習慣化のための補助ツールとして、日付シートとハビットトラッカーのファイルを毎月無料で配布しています。
この記事を読んで、習慣化やってみよう!と思った方は、ぜひそちらも合わせてお読みください。

目次

英語の勉強 目安1000時間の根拠と1000時間達成時のレベル感

そもそも英語1000時間理論とは

英語を勉強している人の界隈で、英語習得に必要とされる勉強時間の目安は1000時間です。
と言われます。
その根拠はどうやら、アメリカ国務省付属機関FSIの調査によるもので、
英語習得に必要な勉強時間を国別に記してあるのですが
Japanは一番下のほう。2200時間コースに分類されていますね。

本来根拠となっているデータでは、必要な勉強時間は2200時間だけど、
私たち、中学と高校と大学で1,200時間ほど英語勉強してるよね、
だから私たち日本人が英語を習得するための残り勉強時間は1000時間だよ!

というのが英語1000時間理論です。

たしかに、計算は合います。

が、ここで言いたい
中学高校大学で、

あなたは学生のころ本当に英語の勉強を1000時間もしましたか?

君は本当に学校で1000時間英語やったのか???

この問いに、自信もって「はい!」と言える方
おめでとうございます。
残りはあと1000時間、がんばってください。

でも、ほとんどの人は「いいえ」だと思います。

英語の時間は苦痛で苦痛で・・・とか
英語?いやー、寝てたからわかんねぇわ・・

てへぺろ

という人がほとんどじゃないでしょうか?

実際、中学英語が理解できる大人は、日本人の2割に満たない、とも言われます。
ということは、日本人の大人の中学英語なら大丈夫、の2割の人以外は
2200時間やっぱりまるっと必要なんです。
一部では、大人になってからだと3000時間、という説もあるようです。

ただし、最初の1000時間あれば本来学校で習っていたことのおさらいは可能。
1000時間の学校英語のおさらいがすめば、晴れて、残りのペラペラのための1000時間に進むことができます。
もしくは、資格用の試験勉強に本気を出すこともできます。

ということで、このブログでは英語1000時間終えたレベル感はやっと中級に入れる程度。

脱初級、中級へのブレイクスルーまでの1000時間という前提にしてお話します。

実際、私が1年かけて1000時間に到達したころには、もうすっかり中級者
知り合いに頼まれて、中学生に英語を教えるようになっていました。

中学と高校で習うことさえ一通り頭に入れてしまえば
もう、初級者ではなく立派な中級者ですし、

中級にまで進めたあなたには、「英語を楽しみながら勉強を続けることができる」

という、楽しい楽しい英語のある人生、が待っているのです♪

想像してみてください「英語勉強するって楽しい」と言ってる自分
ペラペラではないけど、片言でも英語で意思疎通ができかけてる自分
英語の歌を練習してみたり、英語で書かれた本を趣味で読もうとしている自分
そして、友達から「英語わかるんだね、すごいじゃん」って言われてる自分(笑)

英語を楽しめる自分を妄想

ね?悪くないでしょ♪

英語の勉強時間とブレイクスルーの関係

とはいえ、妄想してみようとしても
1000時間でも無理ゲーにしか思えないのに、2200時間とかもう絶望やん・・・としか思えないそこのあなた!
あたなですよ、いま、心の中の部屋の隅で膝を抱えて絶望したあなたです。

安心してください。
英語学習には「ブレイクスルー」がつきものなんです。

というか、「英語力はブレイクスルーを重ねながら伸びていくものなのだ」という事実を知らなければ
かんたんに挫折しがちなものなのです。

ここで質問です。

あなたはもしかして、英語力が社会や理科のように、やればやっただけ徐々に成果が出る、
こーんなグラフのイメージを持っていませんか?

勉強した分だけ一直線に伸びるイメージ

勉強した分だけ、まっすぐ伸びるグラフを思い浮かべてはダメ!

ダメです、このイメージをもって勉強を始めたら、2週間で挫折します!
そもそも、英語力はこんな風には伸びません。

こちらは、開成ハイスクールのブログで受験生に向けて英語の伸びを社会科と比べて説明しているグラフ↓です

社会と英語の伸び方イメージ 出典:開成ハイスクール

しかも、受験生に向けてこのようなメッセージ付きです

(まっすぐ伸びる社会などの暗記科目と比べて)英語は「伸びない時期が続く→グンと成績が上がる」という流れが繰り返されるサイクルとなります。英語が苦手な生徒の多くは、この大きな伸びの直前で、「どーせやってもできない!」といって諦めてしまいます。もう少し努力を継続すれば、必ず伸びるにもかかわらず…。

開成ハイスクールブログ 英語の偏差値の伸びに時間がかかる理由と夏の学習プラン

そして、こちらは↓フィリピンへの留学を扱ってらっしゃるMTSCさんのブログからお借りしたグラフです

学習時間と英語習熟度の関係グラフ 出典:MTSCフィリピン留学サイトより

(英語は)ダイエットと同じく毎日同じだけの勉強(トレーニング)をこなしたとしても、停滞期のようなものがあり、伸びない時期というのも存在します。図のように一直線では伸びてはいきません。

おわかりいただけましたか?
英語力の伸びは、直線的ではなくて階段状になっているのです。

やってもやっても変化のない日が続き・・
嫌になりかけたときに、ぽんっ!とブレイクスルーで一段あがり。

またその段でしばらく足踏みして、頑張っても全然変化しなくて
でも、ある日突然また、ぽんっ!とブレイクスルーがある。

この、ブレイクスルーを繰り返しながら登っていく階段が、英語力の伸びのイメージなのです。

英語の伸びが、こうやって、階段の踊り場で足踏みする期間があるのが当たり前だと
知っているのと知らないのとでは大違い。

知らないまま英語の勉強を始めると、踊り場の足踏みの地点で

「あー、私にはやっぱり無理・・」とあきらめてしまうのです。

英語のブレイクスルーは階段状にある

1000時間とか2000時間、3000時間と聞くとうんざりするかもしれませんが、
一回一回のブレイクスルーは1000時間もかかりません。

1回目のブレイクスルーまでは250時間という説もあるようですが、
私の体感だとそんなにはかからなかったように思います。

最初に「あ・・わかるようになった、すごい!」と感じたのは初めてから3週間ほど。
次に「あ・・またちょっとわかるようになった、うれしい!」と感じたのは、3か月後、でした。

こんな感じで、ときどき訪れるこの小さなブレイクスルーを楽しみに待つ、という姿勢さえ持てれば
1000時間なんて気が付けばあっという間なのです。

小さなブレイクスルーを楽しみに続けていれば、気が付けば大きなブレイクスルーを果たしている!

では、やり直し英語開始から、1000時間達成するまでの、
具体的に私が時間をひねり出した方法と、内容、継続のコツだと思ったことをお話しますね。

大人のやり直し英語時間確保には、まず耳から学習が効率的

わたしは、暇だから苦手だった英語でもやってみるかなぁ、くらいのノリで英語を始めました。

たまたま仕事がぽかっと暇だった1か月があって、
その時にのんびり海外ドラマ三昧生活をしまして(笑)
たくさん見たドラマの中でも、特にお気に入りのドラマの特にお気に入りのエピソードがあって

とにかく毎日暇だから、同じドラマの同じ話ばかりを見ていて・・
英語苦手だけど、こんだけ毎日見てるんだから、ちゃんと字幕とか読めば英語ちょっとはできちゃうんじゃないの?実は。
英語、苦手だったけど、ちょっとやってみる???みたいな。

とってもとっても軽ーいノリでした。

なので、そもそも「一生懸命頑張る」なんてことをする気はさらさらなく・・

はっきりしていたのは以下の3点

  1. とにかく、机についてカリカリ勉強するとか、もう絶対無理
  2. ドラマのセリフは聞き取れるようになりたなー、じゃぁリスニングはやろう!
  3. 単語・・は、やらなきゃいけない気はするけど
    でも単語帳は無理。だって学生時代から大っ嫌いだったもーん

こんな感じ(笑)

いまとなっては自分でも大笑いなんですが、
じっさい、けっこうこんなノリの人たくさんいます。

皆さんの中にも、当時の私に共感してくださる方、いるんじゃないでしょうか。
共感、ありがとうございます。
大丈夫、私にできたんだからあなたにもできます!

まぁ、そんな感じなので、とにかく「聞こう」と。
聞くだけなら、机について勉強、みたいな辛さはなさそうだし(笑)
それも、テキストとか用意するのは、最低限にしたい。

ということで、重要視したのは

・辛そうなことは選ばない
・気がのらないことはしない

この2点でした。

とはいえ、調べてみるに、一番やりたかったドラマの聞き取りはどうやら最高に難易度高いらしいし、それはすでに実感中でもある・・・、と思って。
ドラマよりは聞きやすいものはなにかな・・・?と調べて見つけた情報がこれでした。

・ドラマや映画の聞き取りは最高に難しい!
・それに比べれば、ニュースは実はドラマや映画よりはまだ難易度低め(らしい)

それで、初心者にもやさしいニュース番組を探して見つけたのが
ABCニュースシャワー、という番組、でした。
のちに番組名が変わって、「攻略 ニュース英語」になったのですが

その「攻略ニュース英語」も、2021年3月いっぱいで終了してしまいました。
とてもいい番組だったので残念です

終了は残念なんですが、
まぁ、当時の私はその番組を選びました、ということで話を続けます。

そして、今思えばなぜなのかはわからないけど、
「朝おきて、仕事に出るまでの身支度の間にかけっぱなしにしておいて、ただ聞こう」と
なぜか思ったんですよね。
今思えば、この選択が大正解でした。

ドラマや映画のほうがニュースより聞き取りが難しい、という事実は
本当に真剣に英語学習をしている人にとっては常識なのですが
一般的にはあまり知られていません。
が、じっさい、今の私はTOEICのリスニングは9割以上常に確保
ニュースを聞くことは辛くありませんが、
ドラマはまだわからないところがかなりあります。

習慣化こそ勉強時間確保のための最高のカギ 
日常のルーティンの中に入れ込む

今思えば、難易度設定、と言う点からは、中学英語がままならないのに、いきなりニュース英語、というのは実はちょっと背伸びしすぎなんですが・・・
ただ、習慣化、と言う点では我ながらナイスチョイスでした。

朝の身支度時間は英語のニュースをエンドレスで聞いて勉強、の時間

ABCニュースシャワーは、当時は月~金の帯で毎日新しいニュースを取り上げてくれていまして、
録画予約さえしていれば、毎朝タイムリーなアメリカのニュースを見ることが出来ました。

毎朝更新されるので、平日の朝はニュースシャワーで英語!という習慣化がとてもつけやすい状況でした。

毎日同じものを見る、、、ってなったら、なんか今日はもういいかなとか
うっかり サボりたくなりそうじゃないですか(笑)

でも、平日毎日更新されていれば 一日さぼると録画した未消化分が溜まっていく・・
それは、HDDを圧迫する・・・ということになり(笑)
ちょっと今日は嫌だな、と思う日でも、いやいや、ためたら後が大変そう・・と思って続けられました。


ABCニュースシャワーの活用法は、実際リスニングスキルがすごく伸びたのですが、
リスニングの伸ばし方はまた別記事にするとして。

今回は、使った時間と時間帯にフォーカス。

私がやったのは、

朝の身支度の時間の30分間だけ

お化粧したりご飯食べたり、着替えたり・・そんな時間の間に、
延々とその日の朝に放送された、ABCニュースシャワーをエンドレスで流し続ける、と言う方法でした。
実際にはテレビを録画しているものなので映像もあるのですが、
朝の忙しい時間にジーっと座ってテレビの前にはいられないので、ただただ聞いているだけ。

そもそもが1分ほどのニュース動画なので、30分間中にほぼ30回
同じニュースをエンドレス再生していました。
「聞き流す」というほどぼんやりしていたわけでもないけど、そんなに集中もしていない、
ただお化粧しながら、納豆食べながら、ただただ1分の動画を繰り返し30回聞いていただけ。

ただし、聞いていただけ、と言いつつ気を付けていたことはありましたそれは・・

・知らない単語は全部調べる
・日本語字幕で意味が十分理解できてから聞くようにする

この2点
これだけは、毎回必ずやりました。

そうです
動画をエンドレス再生する前に、全部字幕を読んで、その中の知らない単語は一応調べました。

と言っても、そもそも中学英語がままならない状態で始めたので
1行の中で調べなくてもいい単語なんてほぼない。
前置詞以外は全部調べるしかないような状態でしたが💦

ただ、スマホでネットで調べるだけなんで大した手間でもなく
調べたものをノートに書く、なーんて勤勉なことは全然しなかったおかげで(笑)
嫌にならずに続けられたと思います。

さらに、知らない単語を全部調べた状態でも、
この時点では訳はぜんぜんとれませんでした。
自分が調べた単語をつなぎ合わせても、日本語字幕に出てくる意味になる気がしない状態。

ただ、それは気にせず

・字幕の知らない単語を全部調べる(前置詞以外全部調べる羽目になっても気にしない)
・ニュースの内容を、日本語字幕で確認(単語調べたって訳が分からなくても気にしない)

この2点だけを心に決めて続けました。

また、、「身支度の時間」というのも、今思えばナイスチョイスでした。
とりあえず朝起きて、身支度は毎日しますよね、今日は歯磨きやめとこう・・とか、今日は朝食抜こうとか(当時は朝ごはん毎日食べる派だった)、
そんな日はほぼないわけで。

するとですね、歯磨きとか、コーヒー淹れる、とか、ご飯食べる、とかお化粧する、という、
朝起きて
欠かさず一連の流れになっているものとセットになって、BGMで「英語を聞く」。

「毎日習慣的にやること」「一連の動作」とセットに英語を入れると
英語を聞くことそのものがすごーーーく自然に、無理なくできるようになりました。


たまに私の身支度時間に夫が在宅していたりして別のテレビがかかってると、なんか調子でない、
「この時間はニュース英語が流れてないとなんか気持ち悪いのに・・」くらい、毎日の生活にしっかり根付いてくれました。

・毎日必ずやることのBGMとして英語
・毎日やることが負担じゃない程度にして、続けることを第一目標に置く
・意味が分かっているものを繰り返し何十回も聞く

実際には、数週間は、この朝の30分と夜ちょっと海外ドラマを見るだけ、の時期が続いたのですが、、、
ほんの3週間くらいのちには、
「最初はぜんっぜん聞こえなかったのが、なんか一部ではあるけど時々聞ける部分が増えてきた気がする!!」になり

それにすっかり気を良くした私は、もっと日常の中に英語を取り入れ始めました。

今思えば、これが最初のブレイクスルーでした。

breakthrough

通勤時間はCDで英単語を耳から勉強、の時間

上機嫌の私が、朝の身支度30分、の次に使おう、と思ったのは、通勤時間の片道30分ずつです。
この時間の英語は今でもずーっと欠かさず続いています。
私は地方在住なので通勤はマイカーなので、車のデッキに(当時は)CDを入れっぱなしにしておいて、エンジンをかけたらそのまま同時に英語が再生される、という状態にしていました。
勝手に再生されるようにしていた教材は、その時期その時期によって違いますが
最初に使った教材は、Duo3.0でした。


これも、実は難易度的には、実力的にはかなり背伸びしすぎてました💦
でも今でもお気に入り教材です。
そして、この難易度背伸びしすぎが、勉強時間確保にさらに後々効いてきます。

とにかく、エンジンかければ自動で再生されるので(笑)
意識して「やらなきゃ」ってプレッシャーがない。
そして、通勤も、毎日同じ時刻に同じくらいの時間になりますよね。
私の通勤は、だいたい毎日片道30分。
帰るときだって、当然30分間かかるし、で朝夕の往復一時間を、当時はDuo3.0のCDを聞く、ということに割くことができました。

通勤中の耳から学習は習慣化しやすい

入浴時間は、英単語の本を読んで勉強、の時間

ただ、Duo3.0 はとても素晴らしいのですが、当時の私にはレベルが高すぎて、、
朝30分、夕方30分付属CDをただただ聞いても、さっぱり聞こえるようにならない、なんて言ってるか全然わからない‥と言う日が続きまして。
ここで、「仕方ないなぁ・・・耳からだけ、の限界がここか・・」と(笑)
ようやく、重い腰を上げて、本のほうを取り出して読む、ということを、やっとはじめることになりました。(DuoはCDと本は別売です)


DUO 3.0

それも、机についてやるのはどーーーーーーーーしても嫌!!だったので、
半身浴中にやればよくね???と。
(英語と同時にダイエットをその頃始めてました。英語は順調に進みましたが、ダイエットは・・・無理でした💦)
本が湯気でふやふやになるのは嫌だったので、Duo3.0の本を毎日コピーしまして、クリアファイルに挟んで・・
半身浴30分の間は、今日聞いた1時間のDuoの範囲、明日聞く予定の範囲を、一応文字でおさらいと予習、みたいなことを始めました。

お風呂だってやはり毎日入るわけですし、
お風呂に入る前に、下着やタオルを用意するのと同時に、Duoのコピーを用意する、というのが習慣になれば、お風呂に入ってるときってものすごーーーく集中できるので、かなり濃密な英語学習時間が30分確保できました。

お風呂は実はとても集中しやすいのです

この時点で、振り返るに、細切れではありますが、1日2時間確保できてます。

するとですね、日に日に自分の成長がわかるようになりました。
Duo3.0がすごい本だというおかげもあるのですが、、
今日Duoでやった単語が、明日のABCニュースシャワーで出てくる!!!みたいなことが続きまして。
こうなってくると、「やってることが成果として目に見える、うれしい~~~~~」ってなったんですね。

このあたりで、もうすっかり英語学習が「楽しい」「これは趣味かも」になってました。

調理時間はYouTubeで英語の勉強関連動画をながら見勉強、の時間

ここまで来ると、英語学習はもうぜんぜん苦になるものではなくなってきました。
なんなら、ちょっとでも空き時間があったら英語に充てたい!くらいのモチベになってます。
そこで、次に目をつけたのは、夕食の調理時間30分です。
我が家は対面キッチンにはなっていないので、調理中は一人だし、テレビも見えないし、、手は調理で忙しいけど、目も耳もヒマなんです(笑)。
なので、スマホでYouTubeで英語チャンネルを流し見したり、
英語をやるきっかけになったドラマの音声をスマホに入れておいてそれを聞きながらとか
洋楽を鼻歌で練習したりしながら夕飯を作る、と言うことを始めました。

キッチンでもながら聞き

思えば夕飯も、、今日は作らない、と言う日はそんなにない、んですよね。
なので、これも毎日普通に、今でも違和感なく続けられています。

お昼休みも英語の例文暗唱で勉強、の時間

ここまで来ると、かなりの英語学習フリーク(笑)

当時、あちこちの学校をまわる、と言う仕事をしていたので、お昼休みは学校にいるALTの先生のもとへいってお喋りをするようになりました。
ALTの先生方は、もともと英語を教えるのが好き、と言う方が多くて(ありがたや~~~~)
洋楽の歌詞で意味が取れないところがある、とか、発音しにくい単語がある、と言えばすぐになんでも教えてくれる、時には片言の英会話にも付き合ってくれる、とても恵まれた環境でした。

たまにALTの先生がご不在の時は、日本人の英語の先生のもとへ(笑)
TOEICってどんな感じですかね?とリサーチしたり、
先生方が忙しそうなときは、胸ポケットにしまったDuoのポケット版
(と言うのがあったんです、当時は。Duoのフレーズが胸ポケットにおさまる冊子になったやつ)で例文暗唱をしてみたり・・。

お昼休み、も毎日ありますよね。
そして、1時間のお昼休み、だいたいご飯食べるのって30分もかからない。
残りの30分を英語にふれる、ということに費やしていました。

その頃、わたしの英語学習話に付き合ってくれていた、中学校の英語の補助教員の先生
日本語がわからないALTの先生との打ち合わせ時に、他の先生のと通訳の役をされていて
私にとっては憧れの目標の先生で、よくおすすめ教材とか勉強法を教えていただいていました。

その時のその先生のTOEICの点数が860
その時の私にとってはまばゆい輝かしい点数でした。

なので、自分が860超えたときはとーってもうれしかったです。

机についてカリカリ勉強しない、耳からインプットを重ねて英語学習の5年目でした。
(700点あたりから、TOEICに関しては限界を感じ、少しずつ問題集を解くようにもなりました)

勉強を始めた当初は、そんな日が来るとは全然想像できていませんでしたが
30分ずつのすき間時間の積み重ねで、いつのまにか達成出来ました。

TOEICの点と英語の勉強時間

「いつの間にか達成できました」
とか書いてしまって、肝心な「TOEIC何時間勉強したら〇点取れます」ということは私には言えないのです。

というのも

・記録をつけてない💦

・TOEICのためだけの勉強をする、ということをあまりしたことがない

という二つが理由です。

何年ごろに何点取ったかはわかるのですが、
そのころどれだけ勉強していたのかは記録してないんですよね。
しかも、ニュースだのドラマだのを使うことも多かったので、TOEIC勉強らしいTOEIC用の勉強をしていた期間がいつごろからいつごろまでで何時間だったのかが不明💦

わたし自身はTOEICに特化した勉強を、特に初期のころはやっていなかったし、時間の記録もつけてていなかったのですが

ジョバンニさんが、TOEICに特化した勉強を1日に2~3時間、半年勉強した場合の目安は、元が500点なら半年後には700点、というブログを書いてらっしゃいます。

これは、初心者向けTOEIC講座を担当している私にも肌感で、十分到達可能だろうなぁ、と納得のライン。

リスニングパート対策にオンライン英会話を使われていたり、目からうろこの方法を提唱されています。

おすすめ教材も納得のセレクトですので、ぜひオンライン英会話も取り入れながらTOEIC特化の勉強をしたいという方は、ぜひジョバンニさんのブログを訪れてみてください。


また、
英語学習ひろば様のサイトは、TOEICの点と勉強時間の相関のデータは、きちんとTOEIC学習者にアンケートを取ってまとめています。
中学英語はなんとかなる、高校英語はちょっと怪しいかなぁ、程度の350点をスタート地点としてTOEIC目標点達成までに必要な学習時間はどれくらいなのか、がよくわかる”調査記事”です。

日本に住む日本人TOEIC学習者1000名を対象に2020年に調査されたとのことですので、
このブログを読んでくださってる方には、とても参考になるのではないでしょうか。

ちなみに、最近私の友達が、中学英語のやり直しから始め、TOEIC目標点を見事達成しまして。
その総学習時間(TOEICに特化)を教えてもらったのですが、こちらのサイトで示されているデータにかなり近い数字でした!
すごい!

具体的にすき間時間でできる勉強例・成果例

私がすき間時間に使っていた教材は、ここまでちょこちょこ書いたように
・「 攻略ニュース英語 」を使って短いニュースをエンドレスでリピートで聞き流す
・「DUO3.0」(語彙CD)を運転中に聞き流す
がメインでした。
しかし、これは多くの方に汎用性がある教材、とは言い切れないのです。
ニュースって難しそう・・って思う人も多いでしょうし(しかも攻略ニュース英語は番組終了)
DUOにいたっては、いまだに根強いファンがいる素晴らしい語彙本なんですが、難易度高くて挫折する人が多いのも事実。

「じゃぁどうやってすき間時間に勉強したらいいのよ!?」という方には、こちらがオススメ。

まっきーさん推奨のすき間時間勉強 TED BBC等

まっきーさんが、すき間時間にこんな教材がオススメ、という記事を書いてくださっているのです、これがとても分かりやすい!
TEDにBBC Learning EnglishにAtsueigoさん、どれも私もいまだに毎日見たり聞いたりしているものばかりです。
【1分も無駄にしない】社会人でも隙間時間を使ってできる英語勉強法10選

まとめ 毎日のルーティンとセットの細切れ作戦、がおすすめ

まとめです
私のパターンは

・朝の身支度の時間30分

・朝の通勤時間30分

・お昼休み30分

・帰りの通勤時間30分

・夕飯の支度時間30分

・半身浴時間30分

すべて30分ずつ、でも合計したら1日3時間。

どうせ毎日やること、と並行して耳のお供に英語を、にしたことで、
欠かさずずっと続けられる
という形で、一年間にするとかるく1000時間を超える英語の勉強時間を
知らず知らずのうちに達成、していたのでした。

どうですか?
最初に1年で1000時間とか、1日3時間とか聞くと、無理無理無理!って言いたくなりますが、
こうして具体的にみてみると、、
あれ?できそうかも???と思いませんか??

読んでいただいてわかるように、細切れ30分ずつとはいえ、一度に全部一緒に始めたわけではありません。
最初は朝の30分が習慣になり、
それが自然にできるようになってからまた次の30分を追加、
それも当然のように日常に染み付いたころに次の30分、という形で、
徐々に無理なく伸ばしているうちに、
気が付いたら、一日合計3時間取れてしまっていた、という感じです。

・最初は耳からインプットが楽

・毎日する何か、と一緒に英語を聞くことを習慣にする(一連の動作とセット!を意識)

・30分くらいの細切れでOK(習慣化出来たら徐々に増やす)

・辛く感じそうなことはしない(継続可能が第一!)

・単語を調べることと日本語訳は一応チェックする(意味が分かった状態のものを聞く)

★英語力の伸びは階段状であることを知り、ブレイクスルーを楽しみに待つ♪

そして、前回も言いましたが、ネットで色々調べると
私がなんとなーーーくとってきた、この朝30分、通勤30分(計1時間)お昼休み、入浴中・・
というパターンで一日3時間を確保している人が、他にもたくさんいる!!!!と言うことが分かりました。

これ、たぶん続けやすいし、取り組みやすいんだと思います。

そして、始めたころは「できるだけ楽したい」とかゆるーい感じだったのに、
知らない間に、けっこうな勤勉な学習者になってません?(笑)


これが、ルーティン化の威力、なんだと思います。

そうして1年たったころに初めて受けたTOEICは590点。

金フレ等のTOEIC対策も何もせず、ただフラッといって素の英語力でうけてそのくらいでした。

実は、TOEIC600弱というのは、本当は1年間もかけるものではないです(笑)
TOEIC600講座は、3か月とか、長くても半年とか。そんな期間で設定されています。
1年かけて600に届かんとか、今思えばとんだノロノロ亀さんです(笑)

英語ひろば様のデータを見ても、650点に届くのに520時間なのです。
1日に3時間やってれば、半年もあれば取れてるはずですよね。

でも、中学英語がままならない状態からはじめて、TOEICに特化するでもなく
ただお気楽な感じで、気が向いた方法で何となくやっていた私にとっての590点は、
600には届かなかったけど、これすごくね??という点でした。
だって、英語落ちこぼれだったはずの私の点が、TOEICの受験者の平均点より、ちょっとだけ高かった!んです。
高校で英語落ちこぼれ組になってしまってから、、私にとって「英語で平均点をとる!」というのはありえない快挙、でしたから(笑)

そのころうちの娘が(国立大国文科・英語は親譲りで苦手)が何とか頑張って450点(大学生の平均程度)をとったばかりで。

高校入学とほぼ同時に英語落ちこぼれた私は、高校3年間分を1年間で取り返してやったぜ!!みたいな(笑)すごいやん!自分!!とか大いに満足したのでした。

習慣化って、ほんとすごいんです。
そして、1日3時間をひねり出すのは、初見の「3時間!!!???」という印象より、実はハードルは高くはない、とわかっていただけたでしょうか?

みなさんも、とりあえずどこかの30分から、
でも、その30分は毎日必ずやることの中で
、と言うことを意識して。
とりいれてみてください。

きっと思っているよりずっと続けやすいし、いつの間にか効果を実感♪ということになるはずです。

この記事が、ちょっとでもイイネ、と思った、なんかやる気が出た、なんかモチベーション上がったかも!誰かに教えてあげたい、と思ったら、Twitterなどでシェアしていただけると、とーっても喜びます。

追記:この記事で英語の勉強を始めてくれた方

クッキングパピーさん

この記事を読んで、Twitterで仲良くしてくださってるクッキングパピーさんが、耳からインプットを中心とした英語の勉強を始めてくれたそうです👏👏👏

今まで何度か机に向かう勉強スタイルで英語にチャレンジしようとして挫折してしまっていたのだとか。

記事を読んで、お料理しながら聞くだけならできる、と思ってくださったようです。
うれしいーー!!!

最近始めたばかりなのに、すでに1日4時間ものながら聞きを実践されているようです!すごいっ!
美味しそうなパスタレシピ(夜中に見るのはキケンなレベルのおいしそうな写真も)とともに、ながら聞きなさってるvoicyの紹介もあります。

お料理上手なパピーさんが、どのように英語とふれあっているかはこちらの記事でチェックしてみてください。「耳が自由なときには積極的に勉強させてあげましょう。耳に。」


*この記事を書いた人*
JUJU〈寿崎〉 加純

大人のやり直し英語講師

・企業様のTOEIC講習委託講師

・福岡県職業訓練TOEIC講習委託講師

・個人の生徒様のやり直し英語・TOEIC・英検・高校受験大学受験

オンラインで、個人指導・少人数グループ指導に対応しています。
講座内容はこちらでご確認ください

Twitter:(@EnglishJuju)

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