なぜ英語が聞き取れないのか 大人の耳だからこそ5つの原因別アプローチ!

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英語リスニングあるある

英語が聞き取れなくて、リスニング問題を聞いても意味不明なんです、どうしたら解決できますか!?

あなたは、リスニングは得意ですか?

わたしは、すっかり大人になってから英語の勉強を始めたパターンにしては、多分かなり得意なほうです。いきなり自慢のようですみません(笑)

でも、リスニング、得意だといいことたくさんありますよ。


英語のリスニングが苦手だと、どんなにオンライン英会話でスピーキングを鍛えていても、実際にネイティブの話していることが、聞き取れないですよね

結局なんと返答をしていいのかわからず、せっかく英語の勉強してるのに話せなかったよ・・・という方も多いのではないでしょうか。

そう、英会話って、「言える」の前に「聞ける」がないと成立しないんですね。

英語が聞き取れないと、会話が成立しない

私は英会話の先生ではないのですが自分の実感としてもそう思います。

「英語、聞き取れるようになりたい!!」と思ってるよ、というそこのあなた。

その
「聞きとれない」
「英語聞いても意味不明」

お気持ち、よーくわかります。


その原因、分析しましたか???

あなたがリスニングが苦手、英語が聞き取れないのには、なにか理由があるんです。
大人だから、とか年だからとか
才能がないとかじゃないんですよ!

原因を分析していないまま、聞き取れなくて、イライラ、とか 悔しい思いをするなんてもったいないじゃないですか!

「なんだよ、どんだけ英語の勉強したって無駄じゃねーかよ」
「やっぱ子供のころから聞いてないと、こんな年になってからは無理なんだ・・」なんて

あきらめるのはまだ早ーーーーい!!

そりゃ、大人はスポンジのようになんでも吸収して習得できる子どものようにはいきません。
だからこそ、原因をしっかり突き止めて、原因別にアプローチする必要があるんです!

私だってすっかり大人になってから始めました。英語のやり直しを始めたのはすでにアラフォーになってからでしたから。

その私が言うんです。大人になってからでも、「リスニング?けっこう得意ですよ」と言えるくらいにはなれます。

今回のシリーズでは、

  1. リスニング、聞きとれない原因の切り分け
  2. リスニングが聞き取れない原因別の勉強法
  3. TOEICリスニングパートのコツ

の3点に分けてお話していく予定です。

この記事はその第一弾、
大人の耳のリスニング、英語が聞き取れない原因を5つに切り分け
です。原因がわかったら、原因別アプローチの記事へのリンクもあります。
しっかり原因をつきとめて、対策にいかしましょう


原因がわからないと、作戦の立てようがないですよね、だからこの原因をハッキリさせるのって、とっても大事

よく、リエゾンが・・とかリダクションが・・発音が・・と、このあたりばかり声高に言われ、
あたかも、そこだけ解決すれば、リスニングは満点取れます、みたいなイメージが作られているように思うのですが、

自分の経験とじっさいに聞き取れない生徒さんの様子を見ていると、リダクションや発音の違いだけではない、もっと多様な原因があり、それが複雑に絡み合っているな、ということを実感します。

なので、私がいろんな生徒さんで見てきた、英語が聞き取れない原因をあげてみますね。
あなたはどれにあてはまりますか?
もしくは、どれとどれの複合型ですか?

目次

英語が聞き取れない原因① そもそも知らない単語やフレーズが多すぎる

英語が聞き取れない原因、いちばん多いのは、そもそも知らない単語が多すぎる、です。

これはもう説明不要ですね、そもそも知らないんだから、わかるはずもありません。
でも、原因がわかればそれを解決する道は見えてますね。

単語については、(本当はまだもう少し補足したいことがあるのですが)
とりあえず1か月程度の単語集中補強月間をつくって、最低限必要な単語とお知り合いになる、という作戦をお勧めしています。

そして、語彙が足りていない状態でリスニング力を鍛えながら知っている単語を増やす方法は、次の記事で紹介しています。
リスニングのための単語やフレーズの教材や勉強法について詳しく知りたい方は
「原因別 リスニング上達への道 知らない単語が多すぎのとき」で紹介しています。

英語が聞き取れない原因② 英語の周波数に耳が慣れていない(量)

日本語と英語では、使う周波数帯が違う、という研究があるそうです。

とはいえ、英語を話す人たちが、人間の耳には聞こえない周波数帯の声を出している、というわけではもちろんなくて(笑)
聞くわれわれのほうが、「言葉を理解するために使う周波数帯」で相手が喋ってくれないから、がそれを雑音として処理してしまっている、ということのようです。

聞く我々のほうが、ふだん無意識に日本語に合わせて耳のチューニングをしている、というのは、体感的に、実はとても理解できます。
海外で生まれ育った、というわけではなく、大人になってから英語を身につけた人同士で英語リスニングトークしてていると、リスニングの前に「チューニングする」とか「スイッチを切り替える」みたいな言葉はよく出てきます。

これに関しても「音の周波数帯が違うんだから、耳の訓練をしないといけない」みたいなこともよく言われ、そのような教材もありますが、

わたしの体感的には「耳」を訓練するというよりは、耳から入ってきた「音」を「脳」でちゃんとキャッチする、という訓練だと言うほうが近いように感じます。

じっさいには音は聞こえてるんです、ただそれが、雑音みたいに聞こえて「言葉」だと脳が認識できていない状態、

海外で育って英語を身につけた人は、その切り替えが無意識のうちにできるのでしょうが
大人になってから「学習」している私たちは、
「出来ない」わけではなく「意識してチャンネルを切り替える必要がある」んだと思います。

この英語が聞き取れない原因に英語への周波数への慣れがある場合については、また別の記事で詳しく説明しているので、興味のある方はこっちも読んでみてくださいね。

英語が聞き取れない原因③ 思っている音と、実際の音が違う(知識+量)

かのジョン万次郎が
What time is it now?
は、「堀った芋いじんな」と言う、・・・と言ったとか言わなかったとか
まぁ、そんな説があるそうですが、
「ホッタイモイジンナ」が、実際に英語ネイティブさんに通じるのかどうかは別として・・
「ホワットタイムイズイットナウ」よりは、まだマシなんじゃないかという気はしますよね(笑)
↑こうやって字で並べてみても一目瞭然ですが、明らかに「ホは、ワットタイムイズイットナウ」は、長い。
ジョン万次郎さん的にも、「あれ?What timeのところ、ホワットタイム、とは言うてないな」と思ったんでしょう。

ということで、実際の音は、どうやらいろんなものが省略(リダクション)されたり、つながって音が変化(リエゾン)らしいし、伸ばしたり省略したり、強弱もあるし・・
どう考えても平坦な「ホワットタイムイズイットナウ」とは全然違う音を、ネイティブさんたちが出しているので・・そりゃ、聞こえんよね、という状態ですね。

NHKHの教育テレビだったか・・結局
った芋いじんなぁ~」(太字を強めに読む)にしたら、本当に通じた、というのやってましたよ(笑)

なぜ自分が思っている音と実際のネイティブが話す英語の音が違ってくるのか、その理由について解説している記事はこちらです。

そして、理由を理解したうえで、具体的にどう勉強してどう練習すると英語が聞き取りやすくなるのかを解説している記事はこちらです。
日本っぽいカタカタ英語から脱出したい!という方にむけて、詳しく解説してますので読んでみてくださいね。

英語が聞き取れない原因④ 音は聞こえているけど、意味が取れない(知識)

音は聞こえる(全部じゃないけど、聞こえてる気がする)
でも、意味が分からなかったなぁ、ということも、実はあるのです。
この場合、2パターンに分かれます。

文字で読んだらわかる、という人はここはスキップして次へ。
ここは、聞こえてきた文を文字で読んでもわからない人、です。

この場合は、文法の欠如が原因と思われます。
やり直し英語のはじめには、「知っている単語ばかりなのに、何度読んでも意味が取れない!!」という事態が発生しがち。
これは、文法が欠けているから起きてしまうんです。
単語と単語の意味だけに頼って、パズルのように組み合わせて、「きっとこんな意味だろう」で乗り切ってきた人にありがち。

こんな風に、耳は音としてキャッチできてるんだけど、聞こえてきた意味が分からないんだよね、単語はほぼほぼ知ってるのにね、という方向けに詳しく解説していますのでチェックしてみてください。
きっと目からうろこです。

そして最後に意外と見落としがちだけど、すごくありがち

英語が聞き取れない原因⑤ 音は聞こえているけど、1回では意味が取れない(耳と脳の筋力・瞬発力)

このパターン、「リスニングが苦手で英語が聞き取れない」という話の中では見落とされがちなんですが、
意外と多いんですよね。
このパターンの特徴は、
3回くらい聞けばわかる
です。
「音も聞こえる」「単語も知ってる」「文法も分かる」
でも、1回聞いてわからないのは、
それらを脳が処理するのに、時間がかかりすぎている!!
音に、理解が追いついていない、
んですね。

テキストとノートだけで勉強してるときには気が付きにくいこの
理解のタイムラグ
ここを乗り越えるには、脳の筋力トレーニングが必要です。

何度か聞けばわかるのに、1回ではなかなか聞きとれない、という方向けに、原因と英語の語順の思考法や1回で英語が聞き取れるようになるための勉強法や集中のしかたについて詳しく解説していますので、こちらの記事も合わせて読んでくださいね。

いかがでしたか?
ご自分の、リスニングの弱点、みつかりましたか???

TOEICのリスニングパートの対策については、また別にパートごとの記事にしていますので、よければそちらも合わせてお読みください。

先読みの方法や、みんな苦手な図表問題(グラフィック問題)をうまく解くコツなども解説してますよ。

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*この記事を書いた人*
JUJU〈寿崎〉 加純

大人のやり直し英語講師

・企業様のTOEIC講習委託講師

・福岡県職業訓練TOEIC講習委託講師

・個人の生徒様のやり直し英語・TOEIC・英検・高校受験大学受験

オンラインで、個人指導・少人数グループ指導に対応しています。
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